チェックなくして向上なし
おはようございます。クオリアの佐分利です。
暖かくなってきて、桜も咲き良い季節ですね。
4月は新年度を迎えた会社も多いのではないでしょうか。
あなたは年度計画を立てられましたか?
年度初めの「計画」を“絵に描いた餅”で終わらせぬよう
しっかりPDCAサイクルを回していきましょう!!
それでは「脳レッジ!!」スタートです。
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財務部門「脳レッジ!!」第10回:
チェックなくして向上なし
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PDCAを回す上で重要な役割を果たすのが「チェック(C)」
チェックがなければ「やらなかった」のと同じになってしまいます。
また、PDCAサイクルにおいてきちんとした検証・評価を
疎かにすると適切な改善が行えないという問題に繋がります。
つまり「チェック」が不十分だと、その後のサイクルをきちんと
回すことが出来なくなってしまうのです。
チェックを実行する上で、まず大切なのは、
チェック日を事前に告知しておくことです。
抜き打ちチェックはNGです。
日程を決めずに「抜き打ちチェック」をすると、
「いつチェックされるかわからない」ため、
「明日やろうと思っていた」・・と「やらない」人が出てきます。
しかし、事前に「○月×日に△△△のチェックをする」と
告知しておけば、ギリギリであろうが、チェック日までには
なんとかやろうとするものです。
学生の頃、私は普段は勉強をそれほどしないのに、
中間試験や期末試験の直前になると慌てて勉強をしていました。
それは、試験という名のチェック日が知らされていたからです。
自発的に行動することが理想ですが、
なかなかできないのが現実です。
ならば、「やらざるを得ない」仕組みを
作っておけばよいのです。
もう一つ大切なことは、「チェック」を、
日次、週次、月次など、頻度の違いはありますが、
定期的に行うことが大切です。
定期的にチェックを行うことで、
日々の変動や月毎の変動などがひと目で明確となり、
改善ポイントも分かりやすくなります。
ただ確認するだけではなく、しっかりと検証し、
次の施策に繋げる必要があります。