「働きのツボ」を押さえる!!
おはようございます。
経営コンサルタントの渡邉です。
8月に入り、暑い日が続きますね!
この暑さに負けないような
熱い会社の経営状態を保ちたいですよね^^
そんなことで今回の月イチ脳レッジは…
「働きのツボ」です。
熱い経営状態を保つための
ツボでもあります^^
それでは脳レッジスタートです!
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月イチ「脳レッジ!!」第106回:
「働きのツボ」を押さえる!!
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どんな経営者・経営幹部の方でも
「どうすると人がうまく機能するか」
とても頭が痛いところだと思います^ ^;
結論、上の立場の方の仕事というのは、
スタッフや部下の方に
いかに働いてもらうかです。
働いてもらうには、働くこと自体を楽しみ、
意欲を持って取り組んでもらうことが大切です。
そのためには…
「できない」を「できる」という喜びに変えるという
人間が本来より持っている性質を活かすのが一番なのです。
でもどうやって?
とても難しいですよね^ ^;
「できない」を「できる」に変える瞬間を味わえることが
学習意欲の基本なので、その瞬間をできるだけ
増やしてあげるといいのです。
それと同時に「できる」確率をできるだけ
増やす必要もあります。
そのためには…
解決不能なほどの難問でもなく、
あまりに簡単すぎるものでもなく、
少し考えないとうまく解けないくらいのレベル感を
そのレベル感が難しいと言うこともありますが、
設定しましょう。
そこは上の立場であるあなたの経験やスタッフの現状の
技量をみないといけませんね!
そのため、少し頑張れば解けるような
“ほどよい難問”や“仕事”“課題”を
スタッフや部下の方に与えましょう。
それを解けたとき、「やった!」
という快感と達成感が味わえるわけです。
あなたも経験ありますよね⁈
目標を掲げるには、「できない」が「できる」に変わる瞬間を
その都度味わえる、ステップ・バイ・ステップなものに
設定したほうがよいでしょう。
スタッフや部下の方に接する場合に
成長の段階に合わせて「できない」を提供する
ということでもあります。
ここまで基礎技術を積んだのなら、
次の「できない」を「できる」に変えられるようになるだろう…
と見通しを立てて課題を与えること。
これこそ上の立場にいるあなたの
腕の見せどころです^ ^
そして「できない」が「できる」に変わった瞬間に
その都度、「できるようになったな!」
と一緒になって喜ぶこと。
その喜びが、スタッフや部下の方には
次の「できない」に挑戦するきっかけになるのです!
あなたは、一つひとつの課題を克服していく
スタッフや部下の方に対して驚き、喜ぶ。
そんな「待ち」の姿勢でいてくれるからこそ、
スタッフや部下の方はあなたに喜んでもらおうとする。
「見守る」ことは、「できる」に変わった瞬間の喜びを強化する、
何よりのスパイスなのです^ ^
「できた」というその達成感を味わった瞬間に
上司であるあなたが
「とうとうできるようになったな」
「やったじゃん」と声をかけてみましょう。
そうすれば、スタッフや部下の方は
「自分の成長を喜んでくれている」
とうれしくなるのです。
成長を見守るというのは、
そういうことなのです^^
そして、双方間の立場でとても重要なキーワードでもある
「共有」しているという心のつながりにもなるわけです。
それを繰り返すことで、
ほかの職場では「やる気がない」とみなされていた方も、
かつて見せなかったような
パフォーマンスを見せてくれるようになることも
夢ではありません^ ^
今はよちよち歩きに見えるスタッフや部下の方も、
今後どれだけ成長するかわからない。
そんなワクワク感を感じながら指導できると、
上の立場としても
楽しい時間を過ごせるようになりますね!