企業の繁栄は経営者次第?!?
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
あなたは、今年はどんな目標で1年を迎える
予定でしょうか?^^
この1年があなたにとって飛躍の1年となることを願って
月イチ「脳レッジ!!」スタートしたいと思います!
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月イチ「脳レッジ!!」第111回:
企業の繁栄は経営者次第?!?
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企業経営は
継続することが原則であることは
みなさんもご存知ですよね?^^
企業の繁栄は
“経営者その人の能力によって全てが決まる”
と言われます。
そんな能力を持った経営者っているの?
ということになるのですが、
結論から言うと多くいます。
その能力とは松下幸之助さん曰く、
「なすべきことをなす勇気と
人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、
知恵はこんこんと湧き出てくる」とか、
「人の長所が多く目につく人は、
幸せである」
と言われているような能力のことです^^
企業規模が小さい間は、
経営者個人の技能スキル、
営業スキルの良し悪しが
業績の良し悪しを大きく左右することが多くあります。
例えば、飲食店のオーナーシェフの調理の腕が良ければ、
性格的に気難しくても、お客様にウケてブランドともなり
繁盛することがあります。
しかし…
その飲食店が2店舗目を出そうとするならば事情は異なり、
2店舗目の料理人を育てる能力もマネジメント能力も
求められます^^
よく中小企業の経営者で勘違いされるのは、
技能スキル、営業スキルさえ優れていれば
すべての企業経営もうまく行くという
成功の「思い込み」です。
得意先の要望に応えたことで注文が増え、
そこで人手が足りないからということで
社員をたくさん雇用します。
仕事をこなす能力が秀でているので、
何事もうまく行くと考えての前向きな行動ですが、
これが裏目に出ることがあります^^;
顧客や得意先に喜んでもらえたのは、
経営者個人のスキルだけだからです…
わかりますよね?^^;
こんな話はあちこちで聞かれるものですが、
これは習熟神話とよばれるもので…
ある事象がうまくいくと
すべての事象がうまく行くという「思い込み」です!
解決策は…
強みの源泉をよく理解して拡大しない
ことか、または新たな段階に入ったので
人の強みを引き出し支援すること
に焦点を定めることです。
有能である経営者が、事業規模が大きくなった途端に
歯車が合わず徐々に崩れることが多くあります。
また技術系で有能な専門家が、管理職になったとたんに
これまで発揮した活躍が見られないケースは多々あります。
能力は偏在してその場その時で異なることを示しているのです。
人にはそれぞれの好みがあり、
またその得意とする能力も異なります。
すべての能力を兼ね備えた人などなかなかいないのです。
長所は短所になり、逆に短所は長所になり得る
ということです。よく聞く話ですよね^^
要するに、
経営者には独自の能力が求められているのです。
そして
「経営者」としては何を重視して意思決定
しなければいけないか
ということです。
改めて自身の参考にしてみてくださいね!^^