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あの企業が・・・

 
 
   

2015年9月6日 日曜日

 

 

経営コンサルタント渡邉です^^

 

テレビを見る習慣がないのですが、つい先日、久しぶりにテレビをつけてみたら

何気なく目に入ったテレビCMの映像はTDKのCM。

タイムスリップしたかのような昔懐かしい感じがするのはなぜだろう・・・

あ!スティービー・ワンダーが出ているから?

(昔も同じように出演していた記憶)

CM制作側も何かしらの意図があってのことだろうか?!

いろいろ思いを巡らせながら・・・ふっと懐かしさに浸る^^

 

TDKと言えば、

自分が子供の頃に“カセットテープ”でお世話になったメーカー。

おそらくわたしと同じぐらいの世代の方は、TDKやmaxellといったカセットテープには

同じようにお世話になったはず^^

なかでもセンセーショナルだったのは、

音楽が移動しながら聴けるカセットサイズの音楽機器、

SONYのウォークマンの登場でした。

移動しながら音楽を聴くことがカッコイイと思っていた感じでしたね^^

特にカセットテープネタでは、

小さな頃、初期型のダブルカセット式のオーディオでない時は、

録音の際、TVから直接録画するのに

「音が入るから静かに!!」

といっていたのがとても懐かしい^^

カセットテープ世代でない方は、全く言っている意味が分からないと思いますが・・・^^;

 

いまではipodなどで音楽を聴く。音楽をダウンロードが当たり前の時代。

そんなTDKも、はるか昔にカセットテープやCDの生産・販売事業を売却していて、

いまは企業向けに電子部品を生産・販売しているのです。

そして、その事業転換の頃からテレビCMからも姿を消したようです。

なぜ今になって復活?

調べると今回のCM再開の狙いは、

「次世代の技術者やその候補となる若い人たちに、

TDKに注目していただき、TDKという会社に関心をもっていただくこと」

が目的だそうだ。

いまの20代の前半ぐらいの方だと、カセットテープ世代ではないため

TDKという企業にはもう馴染みがないのも当然です。

それは一般客対象向け商品を製造・販売してきたTDKのビジネスモデルが、

時代の変化とともに企業向けビジネスへとシフトチェンジしていくことで、

必然的に一般客向けテレビCMへの露出を必要としなくなったわけです。

だから若い子たちは知らないはずです。

TDKは若い人たちの興味・関心・知名度の低下を防ぐ目的で

CMを再開したわけですが、やはり今後の若者求人市場に対してのPR。

一般向けへの知名度が低下しているために、

求人市場へのパフォーマンスと見るのが自然ですよね。

でももう一方で、転職市場に対して“若かりし頃”に

TDKのカセットテープを買った私たち世代へのPRでもあるのか・・・

TDKは健在だと・・・

 

日頃から気にして情報のアンテナを張っていると、

1年ぐらい前から、若者リスナーが多いラジオ局のラジオCMで、

某税理士事務所がラジオCMを流している。

わたしは会計事務所出身なんで、“会計業界がCM”というのはとても違和感を感じるわけです^^;

「えっ?!会計事務所のCM?!」って。

DJの軽快な口調から伝えられる会計事務所の情報は、

単に会計業務のメニューを外国人DJがかっこよく伝えるだけ・・・

 

何のため?

 

不特定に向けて発信できるのがメディアの力だが、ターゲットを広く捉えてもあまり営業的には効果が見込めるとは思えない。

車で移動する営業さんへ?!

聞いている層が経営者ではないため顧客獲得の営業目的にはならない。

 

民間人をターゲット?

 

儲けがあまり見えない。

考えられるのは、リスナーに若者が多いラジオ局。

 

求人を意識?

 

もしその意味があるのならば、若者求人ないし将来の見込み求人に向けての社名のすり込みなのでしょうか。

本当の真意は分かりませんが、

これからTDKをはじめ“意図ある”知名度向上を狙った広告活動が今後も出てくるのでしょうか。

 

世間の動向に注目ですね!

 

経営コンサルタント

渡邉拓久

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経営コンサルタント 渡邉拓久

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