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「ザルの中のお金は?!」

 
 
   

2015年10月21日 水曜日

 

 

2代目、3代目の後継者が取り組むべきことの1つである

会社を継続発展させること」・・・

そのキーワードは

「財務」「数字」を把握すること。

そして、「月次の決算書」や「決算書」の

「数字」に疑問をもつことが重要であるというお話でした。

そして「数字」の一つ目は、

貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)と

呼ばれる業績評価表です^^

「数字」の二つ目は、 キャッシュフロー計算書と呼ばれる

お金の流れ「資金繰り」を表す表です。

業績評価といえば、

毎月の月次決算書及び年度締めの決算書というお話しました^^

まずは、

自社の決算書を眺めてください^^

ohmygod

貸借対照表は、会社の財務状態を見る計算書

損益計算書は、会社の事業年度の営業成績の計算書。

簡単に言えば、

貸借対照表は、お金の状況を把握する表

損益計算書は、1年間の売上や経費と利益を把握する表

損益計算書は、大体何を表しているか分かるかと思います。

一方で、貸借対照表はとってもクセモノなんです!

これは、後継者の方に限らず普段月次決算書や

年度締めの決算書を見ている方でも同じだと思います。

ではまず、頭の体操がてら・・・

まだ分かりやすい方の損益計算書についての初歩話です。

昔あった八百屋さんの光景を思い出して見てください^^

ザル籠から買い物代金の3,000円を預かって、200円のお釣りを渡す。

時には八百屋の大将がおまけをしてくれたりする。

そんなやりとりをしながら1日が終わり、

翌日もその翌日も同じやりとりをし、ある時はザルの中の

お金を握りしめて大将が仕入れに出かける。

「利益」は?

当然、野菜が“売れたお金”と野菜を“仕入れで使ったお金”を

差し引きした“ザルに残ったお金”が「利益」になるわけです。

そうです。

とってもシンプルな“収支”の差が利益なんです^^

でも、

お店も日増しに大きくなってきて お客さんも店舗売りだけではなく、

弁当屋さんや飲食店さんにも売るようになってきます。

すると、月に何度も同じ相手先に売るため、月に1度請求書を

出して翌月にお代を頂くという“掛け”取引の商売になってくるわけです。

逆に市場で仕入れをする際も同じような取引に・・・

このように、取引が大きくなってきて

“お金の流れ”がザルの出入りだけのシンプルな

流れだけでなく、遅れて入金されたり遅れて支払ったりと

流れがつかみにくくなってしまうのです。

そして八百屋さんも年度末に「決算」をしないといけません。

決算は、

ある一定の期間(1年間)で

会社の経営数字を締める作業です。

皆さんはこれを“損益計算書”として見ているわけです。

この「決算」の際には、先にもお伝えした通り

「掛け」についても厳密に決算書に反映させなくてはいけません。

お金は払ってなくても野菜を納入した時点で“売上”を上げなくてはいけません。

そして、お金を支払いしてなくても野菜を市場から仕入れた時点で

“仕入”を上げなくてはいけないのです。

それが“売掛金”“買掛金”という存在です^^

決算書の損益計算書は、

実際のお金の流れを表してくれているわけではなく、

取引の流れを表しているのです。 いかがでしょうか?

全く数字に免疫がない後継者の方は

頭から湯気が出てしまいますね!^^;

これらをこれから何度かに分けながら

優しくお伝えしていきますが・・・

あまり連続数字ネタだとヘビーですね^^

ちょくちょく分けてお伝えしますね!

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渡邉拓久

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