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経費のかかり方を把握していますか?


おはようございます。クオリアの山田です。

 

暑い日が続きますね。

あなたがいなくても成り立つ

組織になっていますか?

理想はそうであってもなかなか難しいものです。

まだまだ暑さはこれからですのでどうかご自愛ください。

 

それでは、脳レッジスタートです!

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財務部門「脳レッジ!!」第41回:


経費の考え方


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80対20の法則(パレートの法則)は有名なので

知っている方も多いと思います。

 

お客様の20%が利益の80%に貢献している。

20%の時間が80%の成果を出している。

 

一部が全体に大きな影響を与えていることが多いことを表現

したものですが、経費についても同じような考え方ができます。

 

では経費全体に影響するものはなんでしょうか?

 

ひとつは売上の増加に伴い増える仕入や外注費などの

「変動費」です。

 

変動費については、利益を残す上で重要ですので、

下げる意識をされている方がほとんどだと思います。

 

変動費とは反対に、売上に対し変動しない経費

「固定費」はどうでしょうか?

 

固定費の削減となると、一番削減しやすい「広告宣伝費」や

チリも積もればと「水道光熱費」や「消耗品費」に

目がいきがちです。

もちろんムダがあるのであれば節約すべきですが、

広告宣伝費については、間接的に売上に繋がっている可能性も

ありますから、特に慎重に考える必要があります。

 

ちなみにあなたの会社の休日はどれくらいありますか?

 

週休2日、暦どおりの休みとした場合1年に125日ほど、

つまり年間の3分の1は休日ということになります。

さらにいうと1日中働いているわけではなく、

一般的に1日のうち3分の1から2分の1が働いている時間とすると

実質働いている時間を日数にすると、

年間の3分の1程度になります。

(年間の3分の1で収益を上げるのですから

 経営とは大変なわけです。)

 

では先ほどの固定費のうち、休日であろうとかかっている経費

なんでしょうか?

 

実際に調べてみていただきたいのですが、

おおよそ「人件費」「家賃」「保険料」「リース料」「利息」などが

あがると思います。

 

つまり稼動していようが休んでいようが年間に経費として

かかっている経費です。

 

このように違う角度から経費をみると、

改めて生産性を考える必要があると感じます。

 

ムダな経費はもちろん節約すべきですが、

御社にとって実は一番大きな経費はなにであるのかを

把握することも資金繰りを考える上で重要なポイントです。

 

 

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