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あなたにとって必要な組織作り



おはようごございます。


今月で今年も終わりですが、


あなたの会社では


今年、顧客や社員は増えましたでしょうか?


たとえ小さな企業でも、顧客規模が大きくなるにつれて、


オペレーションに携わるスタッフ人数が増えていきます。


かつては経営者・経営陣が“明確な理念”をもってブランドを


体現していた企業でさえ、近年では統率がとれなくなってきていると


言われています。


それを乗り越えて、さらなる成長や発展、


または組織の生き残りをかけた戦いをするのであれば、


『インナーブランディング』


が欠かせない要素になります。


ざっくり言えば、


社外的ブランディングではなく社内のブランディングです!


 


今回は、インナーブランディングとは


どんな事なのかをお話ししますね^^


それでは「月イチ脳レッジ!」スタートです!


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月イチ「脳レッジ!!」第110回:


あなたにとって必要な組織作り

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どんな企業も、その企業ならではの


“理念・ビジョン”があります。


企業固有の目的にそって


進化し続ける企業風土を作り上げること。


 


これこそが、


理念浸透、


インナーブランディングで最も重要な目的となります。


 


 


理想的なのは、その企業のベクトルに


スタッフ各々の人生の目的、人間的成長をも重ね合わせ、


WIN–WINの関係が構築されていること。


 


そして経営者としては、


全社員が「経営の視点」も持ち合わせ、


日々の業務やプロジェクトに主体的に臨んでいる状況


作り上げられたらこんなにも素晴らしく頼もしいことはありません!


 


企業の経営層だけではなく、どの人からも


大小の進化を興せる状態にある…ということです^^


すごいことですよね!


 


 


私も数百社以上の中小企業を見て支援してきた中で、


多くの会社がこういった主体的に臨んでいる組織に憧れ、


そして限界と戦っている姿を見てきました。


 


一人のカリスマが牽引する


経営スタイルも素晴らしいですが、


多くの人には“一人でできる限界”があるのです。


 


「経営者の限界=会社の限界」


になってしまい、そこに留まっていては


会社としても加速度的な飛躍は期待できません^^;


企業としての持続的な成長のためには


インナーブランディングが


とても有効な手段の一つとなります!


 


 


インナーブランディングを強化することの主な効果として、


①経営者と社員との価値が近くなること


②今後の採用時の会社の強みとなること


③社内のコミュニケーションが円滑になること


④社員満足度が上がること、合わせて顧客満足度も上がること


などが挙げられます^^


 


当然、現在の組織の成熟度によって、


その効果を習慣的なレベルに達するまでは


企業ごとに時間のかかり方が変わります。


 


 


なぜ、その重要度が増しているのか?


 


例えば…近年と数年以上前の会社環境と


そこに集まる人の変化に注目してみてください^^


 


 


まずは「成果主義」の衰退が挙げられます。


リーマンショック前までは、


求人情報も含めて『実力主義』が色濃い時代でした。


個人の権利や自由、裁量権を尊重


するといった考え方が強い傾向だったのに対して、


最近はモノも生活も企業も


「長く価値を持ち続ける」ことを求める


傾向が多くなってきました。


 


個人としての短期的な幸福感ではなく、


集団といった共同体での長く続く幸福を求める傾向です。


 


 


こういった時代では、


自己実現の個人プレーだけでなく、


社員一人ひとりの自己実現をチームとして


機能させていく仕組みを持たなくては、


結果的に企業としての成長の推進が


計れなくなってきているのです。


 


 


また、近年では…


「働き方」ということもよく言われていますが、


働き方の志向を表す言葉としても


「働きがい」や「働きやすさ」


ということがあります。


これらの言葉からも、人が「働くこと」に求めることの


幅は広がり続けています。


 


ただ単に会社に入社して、


同じ空間で仕事を指定さえすれば会社として


意味をなしていた時代とは状況が変わってきているのです!


 


またそれだけでなく、


SNSなどソーシャルメディアの普及により、


情報の選択肢が広がる中、


なぜその会社なのか、なぜその仕事なのか、


会社という組織に帰属することに


深い意味合いを感じる必要が出てきているのです。


 


これだけの状況下、


会社内の組織改革を図らなければ


まともに維持することさえ難しいわけで…^^;


 


次回は、インナーブランディングの具体的な


方法をお伝えしますね!


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