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自発性のあるスタッフに育てるには?


明けましておめでとうございます。


クオリアグローバルマネジメント株式会社、


コンサルタントの平野です。



あなたは


良いお正月を迎えられましたでしょうか?



今年クオリアは“飛躍”の年ですが、


あなたはどんな年にしたいですか?


 


前回は“理念の重要性について”お話しをしました。


 


今回は、理念をどのように浸透させ、自発性のあるスタッフ


を育てるにはどうしたら良いかをお話ししていきます。



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建設業のための勝ち抜きメルマガ 第4回:


浸透していますか?経営理念Part②


~自発性のあるスタッフに育てるには~


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さて、あなたの会社のスタッフは自ら行動し、

臨機応変に行動してくれていますか?



そうでないとしたら、経営理念が会社の中で


浸透していないのではないでしょうか?


 


日々の作業に追われ、


売上をあげる事・利益をあげる事に捕らわれ、


本来その事業そのものの存在の意味である


経営理念をどこかに置いてきてしまっているのではないでしょうか?


 


浸透しない理由としては、


 


 ・経営理念がなくても、仕事に支障がない


 ・経営理念は覚えているが、仕事に直結させる風土がない


 ・社長自身が経営理念を、意識した仕事をしていない


 


などです。


 


確かに、経営理念が浸透しなくても、


経営に対する価値観が違っても倒産する事はありません。


 


しかし、経営理念が浸透しなければ、


経営に対する価値観が統一されなければ、


あなたの企業で働く意義って何なのでしょう。


 

図1

社長もスタッフも経営理念を共有し


経営に対する価値観が同じであれば、


指示された仕事だけではなくそれ以上の仕事をするため、


自ら行動できるのではないでしょうか。


 


 


経営理念を掲げる・唱和するだけではダメなのです。


 


経営理念を実践する

具体的な行動を示し、考えることです。


 


・社長が経営理念、それに対する想いを示す


・社長が示す経営理念を信念とする仕事の仕方とは


 納得いくまで落とし込む。


・それを継続していくための目標も定める


・社長自身が経営理念に沿った仕事を見せる


・仕事の方向性や戦略が経営理念を元に決断され、


 その説明をスタッフに伝える

・スタッフに、経営理念に沿った仕事の仕方がどんな行動なのか

 具体的に考えてもらう


 


どんな時も、お互いの共通する判断基準になるものがあることで


あなたやスタッフの個人的な感情ではなく


企業の理念に沿った判断基準ができ、


経営に対する価値観、方向性もブレる事がありません。


図2

スタッフも理解がしやすく、


自発的に行動できるようになります。


 


興味のある方は、2月1日


弊社でセミナーを開催いたしますので、


是非ご参加ください。


 


次回は『知らないと怖い目的と目標の違い』です。


 


今月もご購読いただいている企業の皆さまが、


未来に向かってワクワクしながら

毎日の経営できることを願っています。




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お客様は選んだほうがいい!


おはようございます。クオリアの山下です。


突然ですがあなたが思う「良いお客様」とは

どのようなお客様ですか?


商品をたくさん買ってくれる人?利用頻度が高い人?


優しい人?周りへの影響力がある人?


できればこの先ずっと付き合っていきたいと思える方を


お客様にしたいですよね。




 それでは、マーケティング部門「脳レッジ!!」スタートです。


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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第27回:





お客様と「長く、良い関係」を作るために




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実は企業にとって本当に「良いお客様」とは

お互いに「対等な立場」でいられるお客様のことなのです。


 


いくら大切なお客様の要望であっても、


私たちには「できること」と「できないこと」があります。


いつだってお客様が正しいわけでもありません。


「自分は客だぞ!!」と威張ったり、


無茶な要求を通そうとするお客様は


自社に本当に必要でしょうか?


 


お客様を選ぶことをせず、たくさんのお客様を捕まえれば


その場限りの利益は上がります。


しかし、わがままなお客様の言うこと全てに従っていたら


対応に追われこちらの身が持ちません。


 


結局は時間もコストもかかることになり、


スタッフのストレスや不満も増え、


利益は上がらないのです。


 


そこでお客様を知るために、


第25回目のメルマガでもお話しした、


「断る」営業テクニックを使います。


 


この記事では、


無理なスケジュールでもお客様に合わせたら、


「この人、売れてなくてヒマなんだな」


と思われてしまうというお話しをしました。


 


だから、お客様の要望や提案をあえて「断る」


スケジュールを合わせるとしても


今回合わせるのは「こんなに大変なことなんですよ!」と


しっかり伝えるべきなのです。


 


この「断る」営業テクニックを使った時に


嫌な顔をしたり怒り出すような人とは


「対等な立場」でいられませんよね。


 


そして、お客様との間に信頼関係がなければ


「長く良い関係」は作れません。


お客様も、自分の言うことを何でも聞く、


自分の意思がまるでないような営業マンを


信頼したり信用することはないでしょう。


 


営業マンはお客様の奴隷になってはいけません。


時にはお客様の要望を断り、その後の反応次第で


「お客様を選ぶ」ことが重要です。





 


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よく聞く減価償却って何?


おはようございます。クオリアの佐分利です。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


 


あなたの立てられた経営計画書を一度見直してみてください。

入れ忘れている経費がありませんか?


「減価償却費」きちんと入っていますか?

 


それでは「脳レッジ!!」スタートです。 


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財務部門「脳レッジ!!」第28回:


経費計画「減価償却費」


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経営計画で「設備投資計画」をした場合、忘れてはいけないのが

「減価償却費」です。


 


減価償却ってよく聞く言葉ですが、何となくは分かっていても

正確には分からない方も多いのではないでしょうか。


減価償却とは、設備投資などの金額の高いものを購入した場合に、


購入した年月日に全額経費にしないで、そのものの耐用年数で


経費にすることをいいます。


 


耐用年数というと設備の寿命のような気がしますが、


そうではなく税法で決まっています。


これを「法定耐用年数」といいます。


例えば、自動車であれば6年、ソフトウェアであれば5年と決まっています。

これは国税局のWeb Siteで公開されています。

耐用年数表



なぜこのような考え方をするのでしょうか?


設備投資したものは当然1年だけ使って終わりではなく、


これからある程度長期間使いますよね。


設備費用を最初の年だけに経費にするのはなんだか変ですね。

さらに翌年以降のことも考えてみましょう。

もし最初の年に全て費用を経費にしたとすると、

翌年以降は費用0でその設備を使っていることになります。

これも変ですよね。



このように、ある程度長期的に使用することを想定して

支払われた費用は、お金が出て行った時点で全て費用として


経費にするのではなく、

使う年数に応じて少しずつ費用にすべき


だという考え方が減価償却なのです。




300万円の設備(耐用年数:3年)を買った場合、

・300万円の設備を一旦資産とする

・1年目:減価償却費100万円を経費とする

・2年目:減価償却費100万円を経費とする

・3年目:減価償却費100万円を経費とする

このように3年間にわたって、100万円ずつ経費とします。

この計算の裏にある仮定は、毎年同程度に価値が減少していく(定額法)というもので、

そのため、300万円÷3年=100万円という計算になるのです。



固定資産のうち取得価額が10万円以上で耐用年数が1年以上

のものが減価償却資産となります。


減価償却費は毎年価値が減っていく資産に対して経費とするので、


土地や電話加入権は対象外となるので注意が必要です。


該当する主な資産は

・建物 

・建物附属設備 

・構築物

・機械及び装置 

・車両運搬具

・工具・器具及び備品


などです。


計画を作成する際に設備投資等の計画をした場合は、


必ず減価償却費を経費とするのを忘れないでください。




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売る前に売らない練習

おはようございます。クオリアの東です


売上をあげたいからセールストークをする。


相手に買ってもらうために気持ちの良い会話を心がけ、


うまく話さなきゃ、うまい返しをしなきゃ…


というプレッシャーで言いたいことの半分も言えなかった。


会話をつなげられなかった…。


なんていう悩みをお聞きすることがあります。


どうしたらお客様との会話をもっと広げられるでしょうか。


それでは、マーケティング部門「脳レッジ!!」スタートです。


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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第26回:


セールストークの前に否定の練習


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前回のマーケティング部門「脳レッジ!!」で


あえて断ることで、他の営業マンとは違うぞと思わせ


信頼を得ましょうとお伝えしました。


 


あえて断るって言ったって上手くできないよ。


すぐ実践できるなら苦労しないよ。


という方。


 


まずは「否定する」からスタートしてみましょう。


お客様に「どうおもう?」と求められた時、


違うなと思ったら素直に


「あ〜〜ちょっとそれはダメですね」


「やめた方がいいですね」


といった否定です。


 


そんな事言っていいの?と思われるかもしれませんが


お客様に嫌われてしまう


嫌われたら買ってもらえないという気持ちが


必要以上に相手にへりくだってしまう原因です。


お客様にはお客様の都合があるという


おせっかいな思いやりをグッと抑え、


「でも○○じゃないですか?」と否定する訓練をするのです。


 


普段何でもかんでも


「そうですよね」と同意してしまうスタッフさんは


否定の訓練をするように指導してみましょう。


 


特に接客が得意ではないスタッフさんには

「今日は売らなくていいから、

○○というセリフは必ずお客様へ言うようにしよう」

という小さなところから練習をさせてあげてください。

そして実践、達成できたらしっかり褒めてあげてください。



 

〜否定会話実践例〜



「今日は寒いね」


「そうですね〜寒いですよね〜…」



*******



「今日は寒いね」


「そうですか?けっこうあったかいと思いますけど」


「エッ?」


「私冷え性なので防寒対策は必須なんですよ〜」


「あはは!なんだ、しっかり着込んでるじゃないか〜」


 


実は、否定することで会話がふくらみ、続くのです。


相手と会話が続かないと悩んでいる方は


肯定ばかりのイエスマンになっていませんか?


自分の意見が言える営業マンになる練習、ぜひしてみてください。


 


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企業の繁栄は経営者次第?!?



あけましておめでとうございます。


本年もよろしくお願いいたします。


あなたは、今年はどんな目標で1年を迎える


予定でしょうか?^^


この1年があなたにとって飛躍の1年となることを願って


月イチ「脳レッジ!!」スタートしたいと思います!


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月イチ「脳レッジ!!」第111回:


企業の繁栄は経営者次第?!?


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企業経営は


継続することが原則であることは


みなさんもご存知ですよね?^^


 


企業の繁栄は


“経営者その人の能力によって全てが決まる”


と言われます。


そんな能力を持った経営者っているの?


ということになるのですが、


結論から言うと多くいます。


 


 


その能力とは松下幸之助さん曰く、


なすべきことをなす勇気


人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、


知恵はこんこんと湧き出てくる」とか、


「人の長所が多く目につく人は、


幸せである」


と言われているような能力のことです^^


 


 


企業規模が小さい間は、


経営者個人の技能スキル


営業スキルの良し悪し


業績の良し悪しを大きく左右することが多くあります。


 


例えば、飲食店のオーナーシェフの調理の腕が良ければ、


性格的に気難しくても、お客様にウケてブランドともなり


繁盛することがあります。


 


しかし…


その飲食店が2店舗目を出そうとするならば事情は異なり、


2店舗目の料理人を育てる能力もマネジメント能力も


求められます^^


 


 


よく中小企業の経営者で勘違いされるのは、


技能スキル、営業スキルさえ優れていれば


すべての企業経営もうまく行くという


成功の「思い込み」です。


 


 


得意先の要望に応えたことで注文が増え、


そこで人手が足りないからということで


社員をたくさん雇用します。


仕事をこなす能力が秀でているので、


何事もうまく行くと考えての前向きな行動ですが、


これが裏目に出ることがあります^^;


 


 


顧客や得意先に喜んでもらえたのは、


経営者個人のスキルだけだからです…


わかりますよね?^^;


 


 


こんな話はあちこちで聞かれるものですが、


これは習熟神話とよばれるもので…


ある事象がうまくいくと


すべての事象がうまく行くという「思い込み」です!


 


 


 


解決策は…


強みの源泉をよく理解して拡大しない


ことか、または新たな段階に入ったので


人の強みを引き出し支援すること


に焦点を定めることです。


 


 


有能である経営者が、事業規模が大きくなった途端に


歯車が合わず徐々に崩れることが多くあります。


また技術系で有能な専門家が、管理職になったとたんに


これまで発揮した活躍が見られないケースは多々あります。


能力は偏在してその場その時で異なることを示しているのです。


 


人にはそれぞれの好みがあり、


またその得意とする能力も異なります。


すべての能力を兼ね備えた人などなかなかいないのです。


 


 


長所は短所になり、逆に短所は長所になり得る


ということです。よく聞く話ですよね^^


要するに、


経営者には独自の能力が求められているのです。


 


 


そして


「経営者」としては何を重視して意思決定


しなければいけないか


ということです。


 


改めて自身の参考にしてみてくださいね!^^


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