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関係を深めるためのニュースレターを送っていますか?

おはようございます。

クオリアの安田です。

弊社では、月初になると名刺交換した方や

顧問先からニュースレター(通信)が届きます。

その内容は様々です。

顧問先からのニュースレターは隅々まで読みますが、

それ以外のニュースレターは…

興味を引く内容でない限り

他のニュースレターに埋もれてしまいます。

それではどんなニュースレターを作ればいいのでしょうか。

 

それでは「続!脳レッジ!!」スタートです!

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第7回 続!脳レッジ!!

関係をつかめるニュースレターのポイント

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あなたの会社では定期的に顧問先へ

ニュースレターを送っていますか?

送っている方は何を目的として送っているでしょうか。

送っていない方はなぜニュースレターを送ると思いますか。

 

実はニュースレターは

新規顧客や再購入客を

定期的に購入してくれるお客様へ

育成するために最適なツールなのです。

 

しかし内容が重要です。

新商品のお知らせやキャンペーンの告知ではいけません。

それでは広告行為になり、関係づくりに繋がりません。

 

企業とお客様との継続的な関係づくりのための通信とは

どんなものでしょうか。

 

1、特集テーマ

イベントやセミナーの報告です。

イベントやセミナーに参加していないお客様も、

記事を読むことで次回は参加してみたいなと思わせる内容です。

そのためには企業目線ではなく、

参加したお客様目線の記事にしましょう。

2、お客様の声

企業側が商品やサービスの魅力を語ってしまうと、

自慢や嘘くさいと思われてしまいます。

しかしお客様の声を通して商品やサービスの

魅力を伝えていただくことで信頼性がぐっと高まります。

3、啓蒙情報

企業側から商品やサービスに関わる知識や情報を提供することで

間違った知識を正すことができ購入につながったり、

お客様からの信頼も得ることができます。

4、商品・サービスの裏話

ただ新商品の告知ではなく、

なぜこの商品やサービスができたのか?

など裏話や企業の想いを紹介します。

5、社長コラム

ある程度の規模の企業になると、

お客様と社長は直接接点を持つことは少なくなると思います。

会社のトップの考え方や想いを伝えます。

6、最新の業界ニュース

常に新しい情報を発信することで、

業界で最先端であるイメージを与えることができます。

7、スタッフコラム

自分が購入する商品やサービスに

どんな人が関わっているのか知ることができれば、

お客様にとって安心を与えることができたり、

親近感を持っていただくことができます。

 

あなたが送っているニュースレターは

いかがでしょうか。

継続することは大変ですが、

お客様との関係づくりのために検討してみて下さい。

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経営者のあるべき姿とは?

おはようございます。クオリアの山田です。

 

あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?

 

現在この財務1分塾で「経営計画」の重要性について

お話ししていますが、今回はその経営計画を策定する経営者の

あるべき姿について考えていきたいと思います。

 

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第16回:

経営者のあるべき姿


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「経営にはよりどころが必要である。

 私が一貫して確固たるよりどころにしてきたものは、

 松下幸之助創業者の経営理念に基づく基本方針であった。」

 

これは松下幸之助氏の片腕であった髙橋荒太郎氏の言葉です。

 

創業者である松下幸之助氏の考え方と経営理念に髙橋氏は

感銘を受け、その思いが詰まった基本方針がすべての基準に

あったと言っています。

 

前提として経営者自身が、

「何のために事業をし、どのような会社にしていこうとしている

のか」また「どのような方向に進んでいくのか」などの

信念に基づいた、自社への“思い”を明確にし基本方針と

することが重要だとわかります。

 

しかし、この思いを明確にして基本方針を定めることは、

意外に簡単ではないようです…。

 

その場合、今一度創業時の原点に立ち返ったり、

自社の経営理念と照らし合わせたりすることで答えが見えてくる

かもしれません。

それでも定まらなければ、一度立ち止まり再度しっかりと

自社を知ることが必要です。

経営者が、自分の会社を知る最も有効な手法のひとつが

経営計画なのです。

 

経営者が自ら経営計画を立案することで、会社の細かな実態が

見えてきます。実態が見えてくることで、先ほどの

事業の目的や方向性、価値基準などが見えてくるのです。

 

すべては経営者の「あるべき姿」から始まるといっても

過言ではなく、「あるべき姿」が定まっていると強くなれます。

 

最後に改めて、

あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?

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不格好!?粉飾決算書を見抜く!

経営者は日頃から決算書を見るのが当たり前の環境ですが、

皆さんは決算書をどういう観点で見ていますか?

 

私たちが見るときは、

会社の経営状態や業種的比較、

その会社のいいところ(伸ばすべき点)、悪いところ(改善点)

などなど・・・

でも、時にそれとは違った観点で

決算書が見えてくるケースもあるのです。

それは「不格好な決算書」です。

では不格好な決算書とはなんでしょう?

 

それでは月イチ「脳レッジ!!」スタートです^^

 

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月イチ「脳レッジ!!」第105回:

不格好!?粉飾決算書を見抜く!

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あなたは、ごく自然に自社の決算書を

見ていると思います。当たり前ですね^^

 

では、“ごく自然に”見れない決算書が

あるとするならば、どんな決算書なんでしょうか?

 

 

それは

「粉飾決算」です。

 

一般的に粉飾決算とは

売上と利益を過大に見せるために行われます。

 

なぜ?

 

大手企業であれば、

株主を欺くため。

中小企業であれば、

対銀行への対応のため。

 

 

当然、粉飾決算は不正であるのですが、

僅かながらに我々も相談を受ける際に

そういった粉飾の「不格好な決算書」を

目にする機会があるわけです。

 

“バレない”と思ってやってしまう会社もあるのでしょうが

不格好であるがゆえに、見破れてしまうものなのです^^
 

 

なぜか?!?

 

 

粉飾決算は、

3つの傾向があるからです。

 

(1)在庫などの過大計上

在庫等を水増しすることで、利益を引き上げる手口です。

 

とても多い粉飾のケースです。

一度手を染めてしまうと、

積もり積もって

数字のつじつまが合わくなってしまいます。

 

 

(2)売上の水増し

製品、商品、サービスを偽装計上することで、

利益を計上させる手口。

しかし、売上計上するので、

入金されない架空のものなのに入金待ち状態になってしまいます。

売掛金(売上債権)が過大になります。

 

売上の伸びに比べて売掛金(売上債権)が

著しく増加している場合は、

粉飾決算の疑いがあります。

 

(3)費用の過小計上

利益が出ない状況下では、一般的に

費用の節約は必要になります。

しかし、もともとあった経費を

除外する手口に関して言えば、

本来の実体の姿と決算書の姿が不一致であるため、

これも当然、粉飾となるわけです。

 

 

この3つ以外にも

いくつか重要ポイントはありますが、

この3つが粉飾決算を見抜く要注意点となるのです。

 

よく言う粉飾については、

損益計算書上の利益に関して言えば

利益圧縮も利益水増しもありえますが、

貸借対照表上に関して言えば

負債の過小表示よりも、

資産の過大表示(在庫、売掛金)をする

ケースが多く見られます。

 

 

あなたも他の会社の決算書を

見ることは少ないと思いますが、

綺麗な正しい決算をしなければいけませんね!

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予測できない「売れる時期」

おはようございます。

クオリアの山下です。

 

あなたはどんな時に自社の商品やサービスを

「売りたい!」と思いますか?

新商品ができた時でしょうか?

季節商品に適した季節が来た時でしょうか?

今回は企業が「売りたい!」と思うタイミングと

お客様が「買いたい!」と思うタイミングについてお話します。

 

それでは、マーケティング部門「脳レッジ!!」スタートです。

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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第13回:

「売りたい!」「買いたい!」タイミング

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結論から言いますと、お客様が商品を購入するのは

あなたが「売りたい!」と思う時ではなく、

自分が「買いたい!」と思う時です。

当たり前のことですが、これをあまり意識せずに

売り込みをしている方は意外と多いのです。

 

例えばこんな話があります。

アウトドア用の衣類や道具を扱うL.L.Beanでは、

カタログの発行数を年間2冊から13冊に増やした期間

売り上げが10倍成長しました。

 

したがってこの例からは、企業の「売りたい!」時期と

お客様の「買いたい!」時期は必ずしも一致せず、

お客様への連絡頻度が少なすぎると

お客様の「買いたい!」と思うタイミングを

見過ごしてしまうということがわかります。

つまり、お客様に対し

いかに多く購入の機会や理由を与えられるか

重要なのです。

 

特に売り込みたい商品がない時期だとしても

いつもしているお知らせとともに既存の商品を紹介したり、

商品に何らかのグループ分けをして特集を組むなどして、

「連絡する理由」を作り、自社の商品が

お客様の目に入る頻度を上げる工夫をすることが大切です。

 

お客様に自社の情報を発信する手段は

電話、DM、メール、手紙、ブログ、SNSの活用など、

いくらでもあります。

お客様への連絡頻度が少ないと感じる方は

それらの手段を上手に活用し、お客様に

商品やサービスの魅力を語りかける機会

多く作りましょう!

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「はじめの一歩」を踏み出してみませんか?

おはようございます。クオリアの佐分利です。

あなた は子供の頃、夏休みが近づくと必ず

夏休みの過ごし方について計画を立てたと思いますが、

その作業は楽しいものだったのではないでしょうか?

どこに行くか、何をして遊ぶか、宿題の計画ですら

楽しかったはずです。

私の場合、宿題に関しては計画通りにおこなえたためしは

ありませんでしたが・・。

それでも、毎年ドキドキワクワクしながら計画を立てるのを

楽しんでいました。

 

 

あなたも、ドキドキワクワクしながら

「経営計画」を作成し、

自らの手で「未来」を創りましょう!!

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第15回:

なぜ「経営計画」が必要なのか。


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経営計画を立てるのに消極的な経営者は、よく

「計画を立てても予定通りには いかない」とか

「経営は経験と勘だよ」とおっしゃいます。

確かに経営計画を立てたからといって直ちに利益が出たり

資金繰りが良くなることはありません。

しかし、経営計画無しで経営をおこなうことは

「設計図無しで家を建てる」ようなものです。

 

 

設備投資をしたり、新商品を作れば結果が出た

「右肩上がりの時代」なら、

設計図無しの「成り行き経営」でもよかったのかもしれませんが、

経営環境は一変し、

先が見えない時代、過去が通用しない時代と言われ

数十年が経った今、

「成り行き経営」は通用しません。

「先の見通しを立てた上で経営する」という

当たり前の経営手法を再確認し、実行しなければ、

厳しい環境下では必ず経営は行き詰まります。

 

 

計画とは、ゴールへの道程を示すものです。

団体旅行には、必ず旅行の日程表が用意されていますよね。

企業経営における計画も同じです。

企業という組織のひとりひとりがゴールに向かって

“団体行動”をとるには、経営計画が必要不可欠です。

 

 

「計画を立てても予定通りにはいかない」

しかし、「計画」があるからこそ、

予定通りにいっていない「現状」が把握でき、

その「原因」を突き止めることができるのです。

また、経営計画を作成することによって、

日頃の“怠慢”が白日のもとにさらされ、

「やるべきこと」が明確になります。

 

 

「3年後、5年後にはこうありたい」というビジョンを

明確にすることによって「現実」との「差」をしっかりととらえ、

その差を埋めるための経営計画を作成・実行すれば、

企業は変わることができます。

「経営計画の作成」というと、「目標の数値化」を連想するかも

しれませんが、その前にしなければならないことがあります。

それは何か・・・次回お話したいと思います。

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