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Amazonが《ふるさと》に参入!!

2024年6月3日 月曜日

Amazonが来春「ふるさと納税」に参入するというニュースが話題になっています。
このニュースレターをご覧の経営者の方々は、すでにふるさと納税を利用している方が多いのではないでしょうか。
現在、ふるさと納税の仲介サイト業界では、「さとふる」「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ふるなび」の国内大手4社がシェアを争っています。


「さとふる」はPayPay払いでポイントボーナス、「ふるさとチョイス」や「楽天ふるさと納税」は楽天ポイントの利用や決済時にポイント付与、「ふるなび」はふるなびコインやd払いでポイント付与など、各社が特徴的な特典を提供して利用を促しています。

ちなみに私はふるさと納税が始まった当初から「さとふる」を利用していました。選んだ理由は特にありませんが、広告戦略に影響されたという感じです。

今年の3月、Amazonがふるさと納税仲介サイト業に参入するニュースが新聞等で報じられました。Amazonはアメリカに本拠を置く巨大ECプラットフォームであり、その参入によって業界の勢力図が大きく変わる可能性があります。
なぜAmazonが参入を決めたのでしょうか?
おそらく、ふるさと納税による寄付額が年々増加しており、昨年度は1兆円を超えたことが理由でしょう。
この1兆円市場に魅力を感じたのだと思います。


このニュースを受けて、「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの親会社であるチェンジホールディングスや、「ふるなび」を手がけるアイモバイルの株価が3月にそれぞれ10%以上下落しました。
影響の大きさがうかがえます。

Amazonは、自治体へのプラン提案など営業を始めており、2つのプランを提供するそうです。
1つは、寄付額の10%程度を仲介手数料として自治体が支払う通常プラン。
もう1つは、初期手数料250万円を支払うことで仲介手数料を寄付額の3.8%に抑えられるプランです。
改めて、裏側はそんな仕組みになっているわけですね。


2019年の法改正により、ふるさと納税の経費に使える金額は制限されました。
返礼品の金額は寄付金額の3割まで、仲介サイトの手数料や送料なども含めた総経費は5割までとなっています。
例えば、寄付を1億円集める自治体であれば、返礼品に3,000万円、仲介サイト手数料に1,000万円を支払うと、残りの経費は1,000万円までしか使えません。
返礼品の開発や配送などを代行する中間事業者への支払いも考慮すると、初期手数料250万円は普通の自治体には負担が重いことになります。
つまり、Amazonのプランは、寄付額が多い自治体を優遇するものです。


仲介サイト業者の競争はどう変わるのでしょうか?
現状、大手4社の手数料率は10%前後でほぼ横並びです。 
Amazonが「初期手数料250万円+3.8%」のプランを導入しても、寄付者が手数料率に大きな影響を受けることは少ないと言われています。
むしろ、ポイント還元やCMなどの認知度、他サービスとの連携がシェアを左右する要因となります。

では、Amazon参入の脅威とは何でしょうか?


1つは「物流」を握っていることです。
巨大EC事業者であるAmazonは独自の倉庫や配送網を持っています。
通常の商品物流にふるさと納税の返礼品を追加することが容易であり、既存の仲介サイトと比べてスピーディーな配送や費用負担の軽減が可能です。


もう1つは、手数料や物流費の負担が減ることで、同じ返礼品を得るのに必要な寄付金額が下がることです。
総経費が寄付金額の5割までという上限がある中で、返礼品以外の手数料や物流費を下げられれば、返礼品の調達費に上限の3割まで使いやすくなります。


実際、「ふるさとチョイス」が競合より低い手数料率(5%)で運営していた際、同じ自治体の同じ返礼品でも他社サイトより低い寄付金額で済むケースがありました。
Amazonがこうした「価格優位性」を持てば、利用者を獲得する可能性が高くなります。
Amazonの参入が業界にどのような影響を与えるのか、注目していきたいですね。


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経営コンサルタント
渡邉拓久

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GW休業のお知らせ

2024年5月2日 木曜日

平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以下の期間をGW休業とさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

■GW休業期間:
2024年5月3日(金) ~ 5月6日(月)
※2024年5月7日(火)より、通常通り営業いたします。

GW休業期間中に頂きましたお問い合わせにつきましては、※2024年5月7日(火)以降、順次対応させていただきます。

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【APA】絶妙なバランス感覚経営

2024年4月30日 火曜日

皆さんは、アパホテルに泊まったことはありますか?
ビジネス利用で泊まったことが多い方もいるのではないでしょうか。


都市部であれば、アパホテルの100メートル先にもアパホテルがあるくらい見かけます。
アパホテルと言えば、インパクトのある元谷社長で有名ですよね。
1971年の創業から「52期連続黒字」を続けていて、しかも高収益なようです。
コロナ禍はさすがに苦しかったようですが「全国のアパホテルを30連泊できる」サブスクプランを発売するなど、創意工夫で乗り切ったそうです。
ちなみにこのプランは9万9,000円と絶妙な価格設定で、学生の休暇旅行に好評で結果1億円以上の売上だったそうです。
これだけ聞いてもさすがの一言だと思いますが、同グループと他ホテルとは一体何が違うのでしょう。

アパホテルには他とは違った戦略がいくつかあると思いますが、特徴的なポイントを3つ絞ってみました。

引用:https://www.apahotel.com/

これは他ホテルとは違い1ポイントにつき1円相当の《現金キャッシュバック》を行なっていることです。
このポイント制度においても、アパ提携のクレジットカードを使用する等の諸条件をクリアすれば最大15%の還元率になり、とにかくリピーター作りに長けた制度があることです。
現在2,000万人を超える会員数のようで、この中の何割かがリピートするだけでも効果大ですよね。

1日24時間のうち11時~15時など、ホテル客室がほぼ使用されない“空白時間”を減らし、有効活用するというものです。

アパホテルは客室のリメイクも自社で行うため、早めの時間にチェックアウトした客室を1時間後に再販売するといった《部屋の2度売り》が可能なのだそうです。
ホテルのベッドに寝転んで休憩も可能だし、大浴場併設店ならリフレッシュもできるということです。当然、宿泊よりも滞在時間が短いため、料金も割安。
リモートワークやフリーランスで働く人に喜ばれるわけです。
空白時間の未稼働をなくすのは、企業努力そのものですよね。

他ホテルでも「日帰りプラン」を実施しているようですが、客室のリメイクがアウトソーシングであったり、人員配置、社員人数、オペレーションなどの面で簡単ではありません。
これらの実現には、豊富に人材が揃っているということが条件にもなるわけで、アパホテルが高収益にこだわる理由は、持続可能な経営を行うためなのです。

そこにはまず人材が不可欠。だからこそ確実に収益を上げ、社員に給料や福利厚生として還元する原資にしているのです。
人手不足が叫ばれるホテル業界にあって、アパホテルが2024年4月度に獲得した新卒内定者の数は600人。

飲食業界やサービス業界は人手不足が長く続き、他業種からの流入も少ない状況ですが『サービス業界で働きたい』と考えている人は一定数います。
その人たちに選ばれるためには、持続可能な給料ベースアップや福利厚生が充実していると判断される《信頼》が必要であると元谷社長は考えているそうです。

出店地の選び方も一般的に選ばれる整形地ではなく、変形地を安く購入し独自の設計力を活かして、面積に対しての客室数を整形地と同じ数で維持しているというのです。
それだけでなく《客室のコンパクトさ》も徹底した経費節減の証です。アパホテルに泊まったことのある方からは『部屋が狭い』とよく聞きます。

それもそのはず、ベーシックなアパホテルの客室は基本的にユニットバスを除いてシングル9㎡〜だそうです。9㎡というのは、旅館業法で決められた最低限の広さ。
《客室を広くしても単価を高くとれるわけではない》というアパ理論の通り、他のホテルチェーンに比べ1㎡当たりの売上は業界トップだそうです。



他にも様々な面でこの業績を支えている成功要因があると思いますが、ホテル業界は利用者目線だけでサービス過剰にすると社員への負荷が増え利益も減りがちですが、アパホテルは絶妙なバランス感覚で経営していると言えます。
今後の動向に注目していきたいですね。


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経営コンサルタント
渡邉拓久

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チェルシー世代の動揺

2024年3月29日 金曜日

皆さんもニュースで目にした情報だと思いますが、大手食品メーカーの「明治」は、1971年に販売開始したキャンディー「チェルシー」の販売を終了することを決めました。

ほとんどの方が一度はチェルシーを食べた事があると思いますが、チェルシーと言えば黒地にピンクのパッケージの『バタースカッチ』が何とも言えない味ですよね。

「チェルシー」はスコットランドの伝統のお菓子を参考に開発されたキャンディーで、「バタースカッチ」と「ヨーグルトスカッチ」の2種類の味で1971年に販売を開始
その後、味の種類は増えて2002年度には約25億円を売り上げていたそうです。

引用:https://www.meiji.co.jp/sweets/candy_gum/chelsea/products/


しかしながら市場環境や顧客ニーズの変化で、2022年度の売上は約5億円と5分の1にまで落ち込んでいたということです。
このため、収益性の低下を理由に在庫がなくなり次第、令和6年3月中にも販売を終了することを決めたそうです。


先にもあげたようにチェルシーが販売終了となることが明らかになり、チェルシー世代?である消費者の動揺が広がっているようです。
約50年以上も愛されてきた長寿商品で「あなたにもチェルシーあげたい」のテレビCMでも親しまれていたことから、「突然のお別れ」となったことにネット上では嘆きとも言える声が飛び交ったのです。


チェルシー終了については、収益性の悪化を挙げているのですが、実際、ネット上の情報では店頭取り扱い数が減って、さらに売上減少に繋がっているのではないでしょうか。


そんなチェルシーが販売終了を公表してから1ヶ月を切った頃には、早くも店頭では品薄になっていたようで、私も店頭を覗いて見ましたが、飴コーナーのチェルシーだけなぜか売り切れ状態…
そして「メルカリ」などのフリマアプリで高額転売されるなど、ある種の社会現象になりつつあるのです。


過去にこのチェルシー販売終了と同じく衝撃だったのは、「ヤマザキナビスコ」の『オレオ』と『リッツ』です。
子供心に何だか優雅で贅沢なこの2品でしたが、ライセンス契約終了で日本にオレオが入らないかも!?みたいな事件でした。
結果、山崎製パン(株)傘下のヤマザキ・ナビスコがライセンス契約終了に伴い社名変更して、現在はノアールという商品で存続していますね。


こんなノリでチェルシーが残ってくれるとよいのですが、宣伝戦略としても、落ち目商品より売れ筋や新商品をアピールした方が効果的というのもよく分かる話です。
結果として、消費者は販売終了を決定事項として知り、もっと早く教えてくれれば…というように思う訳ですが、終わり際に惜しんで買う程に長い間気にもとめない商品になっていたのも事実ですね。
私も衝撃とショックを受けながらも、まともに買ったのは何十年前かという感じです。ロングセラーの販売は、それだけ難しいものなのだろうと考えさせられますね。


『カール』のように、西日本では販売的に収益確保ができるとして『販売地域限定商品』のような変更対応が今回のチェルシーにも採用されるとよいのですが、経営的な観点では『長い歴史』や『思い』だけでは存続させられない、という判断も重要な事ですね。



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経営コンサルタント
渡邉拓久


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セミナーのお知らせ「企業における将来の選択肢セミナー」

2024年3月28日 木曜日

企業の二極化の実態をつかみ、飛躍への光をつかむ3時間!!


2023年の動向は、

・新型コロナの位置づけの変化
・価格の高騰
・賃金をスマートフォンの決済アプリで支給
・返済負担軽減などを目的に、コロナ借換保証の開始
・AI技術の普及
と言えます。

特に、2023年に倒産した企業は前年から2000件以上の増加となり、8,497件。
増加率はバブル崩壊以降で最悪となりました。


そして今後は、

2025年には団塊世代が全員75歳以上に突入し、後継者問題や企業の継続にも大きく影響が出てきます。
これから企業は「どのような選択をするのか」「どのような対策をしていくのか」によって大きく二極化する時代がやってきます。


この度のセミナーは、株式会社 帝国データバンクの名古屋支店情報部 部長の丸山様、株式会社 フォーナレッジ代表取締役の加藤様、そして弊社クオリアグローバルマネジメント株式会社の代表渡邉の3名による三社合同セミナーです。
それぞれ専門分野におけるプロの視点で、これからの企業にとって必要な《考え方》と《情報》をご提供いたします。
ぜひご参加ください。

ーーーーーーーーーDataーーーーーーー
日時:5/12(日) 13:30〜16:30
場所:ウィンクあいち 1305
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
参加料:5,500円
参加お申込:お申込フォームはこちら
参加お申込締め切り:4/29(月)
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遊べる本屋のジレンマ

2024年2月29日 木曜日

「遊べる本屋」ヴィレッジヴァンガード。

「ヴィレヴァン」の略称でも親しまれて、名古屋が拠点であることもよく知られていますが、このヴィレッジヴァンガードが、大きな赤字を出しながら低迷しているとのことです。

ヴィレヴァンの大きな特徴は、本やCD、DVDといった雑貨がジャンルレスにそこかしこに並べられ、まるで“雑多な倉庫”のようになっている店内空間です。

「本屋」ではあるのですが、CDやDVD、あるいは雑貨に洋服などなど…なんでもあり。
それぞれの商品にはその商品の魅力を伝えるPOPが書かれ、ちょっと面白いおどけた商品の宣伝が書いてあるのが特徴。


「ここにしかない」マニアックというかアンダーグランドというかサブカル的商品がたくさんあるのも魅力の一つだったと思います。


私も学生時代、ヴィレヴァンが大好きで愛知・岐阜・静岡など…当時は10数店舗しかなかったヴィレヴァンを巡った思い出があります。


現在は全国に307店舗を広げる上場企業です。
ただ数字的には…2023年11月中間決算によると、営業損失が7億4900万円、前年同期の1億7600万円の損失から赤字が大幅拡大してるのです。


既存店の数はここ数年で減り続けて、それによる単純な減収、そして人件費や物価高の影響も響いているようです。


売上高ベースで見ると、2016年5月期が最高収益のようで、約467億円(そのときも営業赤字は2億円ほど)。2007年に買収した中南米雑貨の「チチカカ」が、足を大きく引っ張っていたようですが、2017年には売却し、その後も黒字化と赤字転落を繰り返し、経営の足取りはふらついているようです。


そんなヴィレヴァンの店舗空間は、らしい「世界観」がそこに形成されていることです。

実際、「ヴィレヴァンっぽい」といったら、行ったことのある人はなんとなくそのニュアンスを理解できると思います。


ヴィレヴァンの成功のカギの一つが、このような独特な「世界」を空間的に作ったことにあると思います。
このヴィレヴァンの世界観を演出する空間戦略に、ここ十数年でいくつかの不調の原因が起こりつつあるのではないかと思うのです。


私なりに2つまとめてみると…

 1つ目は、最近ではYouTuberやVtuberとのコラボレーション商品も多く並ぶ一方で、これまで通りのマイナーな文学作品や同人漫画などの取り扱いもあり、そうかと思えば売れ筋漫画も置いてあるといった風景で、ターゲティングがあやふやになっている感が否めないこと。


2つ目は、似た店舗作りの企業がありながら明暗が別れたことです。
ヴィレヴァンと空間的に類似しているのが、驚安の殿堂「ドン・キホーテ」です。ドンキもまた、複雑な通路を持ち、雑多な商品を多数販売しています。


また、宣伝POPも工夫されていて、「ヴィレヴァンらしさ」を感じさせています。
でも、ヴィレヴァンが低調な業績なのに対し、ドンキは非常に好調で、創業以来増収を続けているようです。


店舗空間という視点でみれば、似た世界観を持つ両社ですが、どこにその違いがあるのでしょうか。


ドンキは、「MEGAドンキ」というGMS業態(総合スーパー)の開発を進めて、一般的なスーパーのような店舗で“ドンキ特有”のごちゃついた空間はなく、スーパーのように区画がはっきりとわかるのが特徴です。


これら店舗は、地域住民から普通のスーパーとして使われ、GMSの分野で業績を上げてきたのです。


また、その立地場所に応じた業態の開発を多く進めて、従来の「世界観」を柔軟に変化させ、企業側の意図を強くは押し出さずに展開。
一般ウケしているということですね。


ヴィレヴァン創業者の菊地氏(現会長)が、自分自身の好きなものをなんでも店頭に並べて、それをオススメする形で始まった業態ということを考えれば、そこに興味を惹きつけてきた理由だったわけですが…
ここまでの大きな企業になった以上は、なんとか時代に受け入れられるような店舗作りが迫られているわけです。


企業として大きくなったための問題点もあるのかと推測できます。
ある段階からイオンモールなどのショッピングモールへの出店を強めていっていることです。


私の印象では、モールを覗くと、そこにはヴィレヴァンが入っているイメージがあります。(実際に確認すると…イオンモールだけでも180店舗も入っています)


ショッピングモールへ出店するということは、モール側の取り決めの影響を受けるため、必然的にヴィレヴァンが持ってきた「サブカル」空間が薄まってしまいます。


失礼な言葉ですが、要するに「エッジ」が効いておらず中途半端になりがちなわけです。
それはヴィレヴァンらしさが失われてくることになります。


例えば、カルト宗教の本や、90年代若者に絶大な人気を集めた『完全自殺マニュアル』や『ドラッグ』系の書籍など…いわゆる「90年代サブカル」と呼ばれる書籍の取り扱いもあって、ここにしかないエッジの効いた展開をしていたわけです。


ドンキのようにマス市場に受ける業態展開ではないにしろ、エッジの効いたものを望む層もまだまだ多くいるのだと思います。


元々、ヴィレヴァンは立地を活かした経営をしていた過去があり、店舗の店長にかなりの商品選定の権限が与えられていることで有名でした。


そういう意味で、各店舗「エッジ」の効いた商品が並ぶ楽しさがあったのですが、POSシステムの導入で各店(店長)の独自商品を選定する裁量が無くなってきたということもあるそうです。


在庫管理や仕入ロスを考えれば仕方ない話ですが、ここにも低迷要因はありそうです。
ターゲティングを曖昧にさせず、そうした「エッジ」の効いた展開をどうにかして取り戻すことが、結局はヴィレヴァンが復活するために必要なのではないでしょうか。


大企業がためのジレンマなのかもしれないですね。



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経営コンサルタント
渡邉拓久

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中部日本デンタルショーのご報告

2024年2月19日 月曜日

こんにちは。ブランディングアドバイザーの下尾です。
2/17(土)、18(日)に行われた第47回中部日本デンタルショーは、2日間で8,121人もの来場者とのことで、大盛況に終わりました。

クオリアグローバルマネジメントはタカラベルモント様のブース内に経営相談コーナーを設置させていただきました。
また、歯科医師の先生方にはご自分の経営タイプが分かる「新武将診断」、女性スタッフの方には「女性偉人診断」サービスをご提供し、体験して頂いた皆様には大変喜んでいただきました。

開業を計画されている歯科医師の先生には、4月21日から始まる「開業サロン」セミナー(全3回)に是非来て頂きたいと思います。



セミナーのお問合せ・お申し込みは、こちらまで  → クリック

またお会いできることを楽しみにしています。

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中部日本デンタルショーで経営相談会を開催します

2024年2月16日 金曜日

2024年2月17日(土)・18日(日)に開催される「第47回中部日本デンタルショー」の タカラベルモント様のブースで、私たちもお手伝いをさせていただきます。

1.経営コンサルタントによる「経営相談コーナー」

このような内容についてご相談いただけます。


1.新規ご開業のご相談: 土地、資金、採用などのご開業に係るご質問にお答えします

2.移転、リニューアル相談: 移転・リニューアルするべきかどうか迷っている、どれくらいの投資して良いかなどご相談頂けます


3.医療法人設立: 医療法人のメリット・デメリット、するべきかどうか、医療法人の手続きなど、ご相談頂けます


4.MS法人設立: MS法人はあるが活用できていない、MS法人設立のメリット・デメリットについてご相談頂けます

2、先生の経営タイプが分かる?!新 武将診断

数問の質問から先生の武将タイプを診断し、経営上のポイントや課題などお伝えします。
また、ご参加いただいた先生には特別プレゼントをご用意しております♪

3、スタッフの仕事タイプが分かる?!女性偉人診断

今年は、スタッフ向けの診断も登場します! 

こちらもプレゼントをご用意しております♪ 

 中部日本デンタルショー開催期間中(土曜日午後から日曜日終日)、タカラベルモン様のブースにおります。

 是非、お立ち寄りください!

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《ひろた歯科おとなこどもクリニック》様の内覧会が無事終了しました!

2024年2月6日 火曜日

2月3日(土)4日(日)に開催された《ひろた歯科おとなこどもクリニック》様の内覧会が無事終了しました。初日のお昼前には既に駐車場が満車状態という嬉しいスタートを切りました。

院長先生と事前に設定した目標は2日間トータルで

来場者500名
ご予約200件

でしたが、結果は、

来場者750名
ご予約211件

という結果となり、大成功に終わりました。
スタッフさんのチームワークも抜群で、全てが滞りなく進めることができました。

内覧が終わったらお楽しみのキッチンカーとガチャ玉釣りが待っています。


お子様たちは内覧する前から目を光らせていたガチャ玉で溢れた黄色いプールに直行です。


ガチャ玉は沢山用意していたのですが、心配になるほどに沢山釣り上げて頂きました。

嬉しい悲鳴の2日間も無事終わり、その2日後の2月6日にOPEN!診療が開始されました。

地域の皆様に愛される歯科医院として、スタートダッシュの勢いそのままに、今後のご発展をお祈りいたします。


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エレッセの再挑戦

2024年1月31日 水曜日

老舗企業も世の中の大きな変化に対して「抜本的な変化」を求められる流れがきているようです。
今回はその一例のお話として、イタリア発祥の老舗ブランド「エレッセ」についてです。
ほとんどの方がご存じだと思いますが、テニスで愛用されているカラフルなスポーツブランドというイメージで「ハーフボール」のロゴが目に浮かぶブランドですよね。

エレッセは日本におけるバブル期の代表的なブランドで、1980年代から大学生や若い世代の社会人の間で大流行したスキーやテニスで人気のスポーツブランドでした。
スキーウェアとテニスウェアは当時の若者たちから絶大な人気を集め、飛ぶように商品が売れたそうです。
街中では、エレッセのパーカーやトレーナー、ニットなどを好んで着る若者で溢れていました。現在国内では、以前にこのコラムで取り上げた「ザ・ノース・フェイス」で有名なゴールドウインが権利を有して事業を展開しています。

当時から30年の間に、エレッセは市場の急激な縮小を受けて、2011年にスキーウェアから撤退。残ったテニスとアパレルも売上は年々減少し、特に近年は販売不振が極まり、事業の継続が難しい状況にまで追い込まれていたようです。
今回の全面刷新は、まさに国内における「エレッセ」のブランドの存続をかけ、2023年の春にブランドの再スタートに踏み切るというものでした。 
エレッセの元々の定番は原色を用いたカラフルな商品でしたが、そのイメージを一変。ブランドマークの「ハーフボールロゴ」の使用もやめたようです。
ブランドの象徴でもあるハーフボールのロゴをやめるぐらいの刷新とは、かなり大きな賭けですよね。
最新ウェアでは、自然界からインスピレーションを受けた“くすみカラー”を全面的に採用し、無地のミニマルデザインを基本にしたのです。

エレッセの公式サイトで商品を確認してみるとよく分かりますが、これまでのエレッセのイメージとは明らかに違う“オシャレ”な感じです。今までの常識にとらわれない全く新しい価値を持ったテニスウェアを提案することを目指したようです。この路線変更の裏には徹底的な市場調査があったようです。
他社のブランドを含めて既存のテニスウェアはどのブランドも似たようなウェアばかりで選択肢がなく、ファッション感度の高い女性からは、ヨガなど他用途のスポーツウェアを着用しているとの声が多かったそうです。

そこでエレッセは『スポーツウェアの美しさにこだわる』を新たなコンセプトとし、人間が感じる色の印象について大学と共同研究し、商品のデザインに反映。新エレッセが採用した《ややくすみがかった》特徴的なカラーは、着用した人がもっとも美しく見えるよう考え抜かれた色だそうです。
デザイン以外でも、UVカットや通気性などの機能は当然として、テニスのプレー中の動きを解析して、ラケットが振りやすく快適に動けるパターン設計を採用。
また、体を美しく見せるカッティングにも配慮し、素材自体も肌触りや質感のよいものを厳選。一部の商品はイタリアの特殊な機械で編んだ高級生地を使用するこだわりだそうです。

その分、価格設定も高くし、半袖シャツは1万円以上のものが大半(主要ブランドの中心価格帯が7,000〜9,000円台)のようです。もともと安い商品を売るブランドではなかったようですが、より高価格帯にシフトし、高くてもおしゃれで上質なものを求める層へ明確にターゲットを絞ったようです。
長年の不振が続く中でエレッセのブランド直営店はなくなり、現在の主販路は公式オンラインと一部の店舗に限られています。

事業の存続をかけて思い切ったブランド刷新に踏み切り、独自の路線を打ち出したエレッセ。このブランドが提案する新たなテニスウェアが、おしゃれなユーザーに受け入れられるか注目していきたいですね。



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クオリアグローバルマネジメント株式会社
代表取締役/経営コンサルタント
渡邉拓久



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