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結果に差がでる!目標と目的の明確化

おはようございます。


クオリアグローバルマネジメント株式会社


コンサルタントの平野です。


 


今年は、インフルエンザが早い
時期から流行しているそうですが、
あなたや
周りの方は大丈夫でしたか?


 


さて、前回自主性のあるスタッフを育てるには、
企業の経営理念を浸透させることが必要である
ことをお伝えしました。


 


経営理念は、いわば企業が
存在する目的とも言えます。


あなたは目標が
目的になってしまう事はありませんか?


今回はこの目標と目的について、お伝えします。

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建設業のための勝ち抜きメルマガ 第5回:


結果に差がでる!
目標と目的の明確化


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この目的と目標、無意識のうちに
混同してしまうことがあります。


例えば、
こんな事はありませんか?


 


『売上目標を達成するために、
どんな事でも良いから売上をあげる方法を考えよう』

とか『利益を上げるために、とにかく原価を下げよう』
とか・・・。


 


そこに、経営理念は存在しているのでしょうか・・・。


 


言葉の意味を調べてみると


 

坂(目標)

【目的とは】
実現しようとしてめざす事柄。

行動のねらい


 


【目標とは】
そこに行き着くように、
またそこから外れないように

目印とするもの


 

とあります。


企業の目的=経営理念であり、
永遠に終わることがなく続いていくもの


企業の目標
目的を実現するための
段階的な目印なので、

達成すれば次の目標へと
常に変化し続けるものです。


 


しかし、目標を掲げてしまうと、
その目標を達成する事が

目的になってしまいがちです。


 


さきほどの売上目標がその例です。


 


売上を達成する、

過程・戦略を考える時、企業の目的=経営理念が

ベースとなって考えられていなければ、

目標が目的となってしまいます。




単に、売上をあげるには

どうしたら良いのだろうと言う


考え方になっていませんか?


 


もしそうだとすれば、
これは、自社の強みも
活かされにくくなっています。


なぜなら、
『売上をあげる事が目的になっている』ので


どのような手段や戦略をとれば良いのかが思い浮かばないのです。


結果、色々な事が中途半端になり


信念が行動になってしまいがちです。


 


 


“経営理念=企業がある目的”を
ベースに考えれば


必ず、他社との差別化・自社の強みが
でてくるはずです。


そして、それを求めている
お客様には必ず響く内容の商品に
なっているはずです。


 


例えば


八百屋さんがあったとします

経営理念:

(目的)
安心安全な野菜・果物を通じて、世の中の人々が

健康で笑顔の絶えない生活をするお手伝いをします
目標: 八百屋さんがどんな商品を扱っているのかを地域の方に知ってもらう

【目標を達成するには】

ゴール

①   
口コミで地域NO.1の八百屋になる
  ≪数値目標≫売上5000万


 

②   
県内でNO.1の八百屋になる
  ≪数値目標≫6000万etc


 


このように目標は①の目標達成をしたら


次の②の目標へと段階的に
継続
していきます。


 


階段

目標を達成するために


・具体的な数値目標


・具体的な行動目標


をたてるのです。


 


そしてその裏には必ず企業の目的=経営理念が根幹にあります。


 


経営者自らが経営理念を意識し、

目標設定する事。


そして目標を達成するには、

具体的にその先のお客様の姿を

こんな風になってほしいと思い描き、伝え続ける事です。

そうすることで、経営者と同じ考え方を持つスタッフを

育てる事にも繋がります。


 


もちろん、その時の世間のニーズ等も

加味した上でのお話しですが。


 


是非、今一度自社の目標が目的になっていないかを見直して


見てください。



今月もご購読いただいている企業の皆さまが、


未来に向かってワクワクしながら

毎日経営できることを願っています。




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