経営者のあるべき姿とは?
おはようございます。クオリアの山田です。
あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?
現在この財務1分塾で「経営計画」の重要性について
お話ししていますが、今回はその経営計画を策定する経営者の
あるべき姿について考えていきたいと思います。
それでは「脳レッジ!!」スタートです。
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財務部門「脳レッジ!!」第16回:
経営者のあるべき姿
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「経営にはよりどころが必要である。
私が一貫して確固たるよりどころにしてきたものは、
松下幸之助創業者の経営理念に基づく基本方針であった。」
これは松下幸之助氏の片腕であった髙橋荒太郎氏の言葉です。
創業者である松下幸之助氏の考え方と経営理念に髙橋氏は
感銘を受け、その思いが詰まった基本方針がすべての基準に
あったと言っています。
前提として経営者自身が、
「何のために事業をし、どのような会社にしていこうとしている
のか」また「どのような方向に進んでいくのか」などの
信念に基づいた、自社への“思い”を明確にし基本方針と
することが重要だとわかります。
しかし、この思いを明確にして基本方針を定めることは、
意外に簡単ではないようです…。
その場合、今一度創業時の原点に立ち返ったり、
自社の経営理念と照らし合わせたりすることで答えが見えてくる
かもしれません。
それでも定まらなければ、一度立ち止まり再度しっかりと
自社を知ることが必要です。
経営者が、自分の会社を知る最も有効な手法のひとつが
経営計画なのです。
経営者が自ら経営計画を立案することで、会社の細かな実態が
見えてきます。実態が見えてくることで、先ほどの
事業の目的や方向性、価値基準などが見えてくるのです。
すべては経営者の「あるべき姿」から始まるといっても
過言ではなく、「あるべき姿」が定まっていると強くなれます。
最後に改めて、
あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?