予測できない「売れる時期」
おはようございます。
クオリアの山下です。
あなたはどんな時に自社の商品やサービスを
「売りたい!」と思いますか?
新商品ができた時でしょうか?
季節商品に適した季節が来た時でしょうか?
今回は企業が「売りたい!」と思うタイミングと
お客様が「買いたい!」と思うタイミングについてお話します。
それでは、マーケティング部門「脳レッジ!!」スタートです。
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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第13回:
「売りたい!」「買いたい!」タイミング
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結論から言いますと、お客様が商品を購入するのは
あなたが「売りたい!」と思う時ではなく、
自分が「買いたい!」と思う時です。
当たり前のことですが、これをあまり意識せずに
売り込みをしている方は意外と多いのです。
例えばこんな話があります。
アウトドア用の衣類や道具を扱うL.L.Beanでは、
カタログの発行数を年間2冊から13冊に増やした期間に
売り上げが10倍成長しました。
したがってこの例からは、企業の「売りたい!」時期と
お客様の「買いたい!」時期は必ずしも一致せず、
お客様への連絡頻度が少なすぎると
お客様の「買いたい!」と思うタイミングを
見過ごしてしまうということがわかります。
つまり、お客様に対し
いかに多く購入の機会や理由を与えられるかが
重要なのです。
特に売り込みたい商品がない時期だとしても
いつもしているお知らせとともに既存の商品を紹介したり、
商品に何らかのグループ分けをして特集を組むなどして、
「連絡する理由」を作り、自社の商品が
お客様の目に入る頻度を上げる工夫をすることが大切です。
お客様に自社の情報を発信する手段は
電話、DM、メール、手紙、ブログ、SNSの活用など、
いくらでもあります。
お客様への連絡頻度が少ないと感じる方は
それらの手段を上手に活用し、お客様に
商品やサービスの魅力を語りかける機会を
多く作りましょう!