クオリアメルマガ

稲盛哲学に学ぶ経営計画

おはようございます。


クオリアグローバルマネジメント株式会社


コンサルタントの平野です。


桜も満開となり、春らしくなってきて

気持ちがウキウキしてきますね。


 


暖かくなり、ゴールデンウィークも間近になると

旅行の計画もそろそろ立てる時期になるのではないでしょうか?



2010年に会社更生法を申請したJALが


2017年エアライン満足度ランキング総合1位になったそうです。


 

今回はそのJALの再建の立役者、稲盛和夫氏


経営哲学から計画の重要性についてみていきたいと思います。

-------------------------------


建設業のための勝ち抜きメルマガ 第6回:


稲盛哲学に学ぶ経営計画


-------------------------------


2010年に会社更生法を申請したJALですが


 


2017年3月期グループ連結


売上高   12,889億円


営業利益   1,703億円

となっています。(JALプレスリリース参照)


 


この復活劇の裏側には稲盛和夫氏の経営哲学がありました。


 


稲盛和夫氏の著書「働き方」の中に


 


“願望を「潜在意識」に浸透させる”とあります。


 


経営計画を策定する際、あなたは本当に自社が5年後


こんな企業になっていたいと、潜在意識に落とし込めるまで


イメージができているでしょうか?



なぜ、経営計画の策定で


潜在意識まで落としこむことが必要なのか・・・


 


それは、人が「どうしてもこうありたい」と強く思えば、


その思いが必ずその人の行動となって現れ、

実現する方向に
おのずと向かうからです。


 


そして、そうすれば突然すばらしいアイデアがひらめいたり


何かの問題が遭遇したときにも、核心をついたひらめきで問題


を一気に解決してくれることもあります。


 


稲盛和夫氏が京セラで、


新事業に取り組もうとした時のこと・・・。


 


新しい分野に京セラの技術を持ち込めば、


素晴らしい事業展開が可能になる確信がありながら、


自社の人材や技術とのギャップに


悩んでいたそうです。


 


そんな時知人に紹介された人が、その分野の優れた専門技術者で


急遽入社してもらい、とんとん拍子で新しい事業が進んだそうです。


 


「潜在意識」に達するほどの強い願望を持っていなければ、


打ってつけの人材が目の前を通っても、気づかずに見逃して


しまっていたに違いなかったと稲盛氏は言います。


 


経営計画は数値計画ではあるものの、その裏側に経営者の


「こんな企業にしたい」と言う強い思いがあるからこそ、


自らはもちろんの事、スタッフや周りの人がその思いに


知らず知らずに影響され、経営計画が現実へと変わって


いくのだと思います。


 


今月もご購読いただいている企業の皆さまが、


未来に向かってワクワクしながら

毎日経営できることを願っています。




クオリアメルマガ

最新記事一覧へ