クオリアメルマガ

どこへ向かうか?新入社員


おはようございます。


クオリアグローバルマネジメント株式会社


コンサルタントの平野です。


 


入社式も終わり、
新しい年度の始まりで


気持ちが引き締まりますね。


 


新入社員として、新たな職場で働きだした時、


全ての事がはじめての経験で色々なことが新鮮に感じますよね。


そんな日々の中で、「こんな人になりたい!」と


憧れの先輩もいたりするのではないでしょうか。


今回は、そんな新入社員のお話から経営をみていきましょう。

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建設業のための勝ち抜きメルマガ 第7回:


「どこへ向かうか?・・・新入社員」




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新入社員Q君は、将来必ず部長になりたいと思っています。


そして考えました。


見本となる現在の部長と同じようにやってみようと・・・。


現在社内にはA部長とB部長がいます。


 


【A部長】


仕事に対する信念を持ち、具体的な人生設計ができている。


その人生設計に基づいた短期的な目標をたて達成して、


現在は人生設計とおり部長まで昇進している。


 


【B部長】


その年の目標を決め、目標を達成して評価をされ部長に


なっている。


 


さて、どうでしょう。


どちらの部長もしっかり計画をたて目標達成していることが


結果に繋がっているようです。


 


しかしこの2人には大きな違いがあります。


何だかおわかりになりますか?


2人の違いをみてみましょう。


 


【A部長】


人生設計と言う長期的な目標をたてることで、先を見据えた


・情報や知識を習得


・ネットワーク作り


・必要な資金、


・人材育成など


そのために今年は何をしなければいけないのかが明確になって


実践することができる。


 


【B部長】


短期的な目標のため、短期的な目標を達成するにはどうするか


しか考えることができない。


この先、長い目で見た場合、


・どんな情報が必要なのか


・いつどんな人材が必要なのか


・人材育成にどれだけの期間が必要なのか


・これから必要な資金はどれだけなのか


・どんなネットワークを構築すれば良いのか


を考えられていない。


 


どうでしょうか?


あなたならどちらの上司のようになりたいですか?


A部長は長期的な計画を元に、短期的な目標をたて


実践しているのに対し、B部長は短期的な目標のみ


なので、その人の技量や勘の良さなどに大きく左右


されますよね。


 


会社の経営も同じようなことが言えます。


まれに、
「計画は単年度経営計画(1年の計画)しかたてていないよ。」


とか、
「中期計画経営計画しかたてていないよ」


とおっしゃる経営者の方がみえます。


しかし、長期的な中期経営計画があるからこそ


単年度経営計画が立てられるのであり


単年度経営計画だけでは


最善の計画にはならないと言わざるを得ないでしょう。


なぜなら、長期的な目標があるからこそ、


この年にはこれをする!この年までにこれぐらいの


資金を確保しなくては!と目標がもてるからです。


 


長期的な目線からの単年度と短期的な目で見た単年度は


行動も目標も必ず違ってくるはずです。


 


逆に、中期経営計画だけでも全体的な目標しか見えず


今年どんな事をして、どれだけ達成すれば良いかが


具体化されず、絵に描いた餅になりかねません。


 


資金も時間も限界があります。


同じ資金・時間を使うのであれば


最善の使い道にしたいですよね。


今月もご購読いただいている企業の皆さまが、


未来に向かってワクワクしながら

毎日経営できることを願っています。




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