経営計画書の準備
おはようございます!
クオリアの金井です。
これまでのメルマガで経営計画の必要性についてお伝えしました。
経営計画を作ろう!経営計画って必要だな!
と思っていただけたでしょうか?
今回は、いよいよ
「経営計画書をつくるにあたっての準備」についてお届けします!
経営計画は大きく分けて中期経営計画(5年)と単年度経営計画(1年)がありますが、
それぞれ準備することが変わってきます。
今回は中期経営計画の準備に焦点を当てます。
それでは、第40回「脳レッジ!!」スタートです。
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第40回メルマガテーマ:経営計画書の準備
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これまでお伝えしたように、経営計画は数字を並べるものではありません。
会社の将来を想像しながら考えを深めていくことです。
これはさもすると、「いつまでたっても完成しない」という可能性があります。
そうならない為に、「経営計画は準備が重要」と
心得て挑んでくださいね!
準備するものは3つです。
①経営理念や基本指針を準備
おそらく経営理念は多くの企業が作っていると思います。
すでにある場合はそれを軸にして経営計画を立てていきます。
無い場合は起業した時の想いなどをもとに作ってみてください。
経営理念は「こうじゃなきゃダメ」といった決まりはないので、
経営への思いを自由に言葉にしてください。
経営計画を作る際に迷った場合にここへ立ち戻ることになります。
会社の根幹になる部分です。真剣に作りましょう。
②業界の動向などがわかる資料や情報を準備
これは業界の動向を踏まえて自社がどう進んでいくべきなのかを判断する材料になります。
これがないと、もしかしたら環境にそぐわない経営計画になってしまうかもしれません。
③「決算書」と「製品や顧客(市場)ごとの
販売実績(売上・限界利益)」を準備
経営計画を作るのに一番重要なポイントが
「自社を知ること」です。
現状を知らずして進むべき方向は知ることはできません。
そのためにも自社分析が必要不可欠なのです。
おまけとして組織図や従業員台帳などがあるとよいかもしれません。
計画を進めるのはあくまでも人です。
その計画を進める人や部門まで決めておくと経営計画がより達成しやすくなります。
そのときにはこの組織図などが役に立ちます。
次回は、「計画倒れになる理由」についてお届けします。
経営コンサルタント渡辺拓久による 「渡邉視点」
今日は経営計画書を立てるに際しての「準備」でしたね!^^
前提の前提ですが、皆さんいかがでしたか?
実は、今回書かれた3つのポイントの
もっともっと前提条件があるんです!
ご存知ですか?!
それは・・・
将来の目標に対する「想い」があるかどうかです。
でも・・・
向かう“先(将来)”を見いだす事ができない方がとても多いのが現状です^^;
だから、
目標=数値!!
という固定観念にとらわれて数字の羅列になってしまったりしてませんか?
本当にその数値でイメージさせるだけで
いいんでしょうか?!?
「目標数値が明確になりました!」
でも、頑張ったものの失速・・・
最悪なケースでは、
月日が過ぎて・・・
計画?
そんなんあったね〜
なんてことが多いのではないでしょうか?
そこには、本当にその目標を“叶えるべき!!”
という強い信念と“想い”がないとできるわけがありません。
仮に目標を追うことができても・・・
必ずある一定点からGAPが生じるはずです。
それについては、42回目の『脳レッジ!』で出てくると思います!
もう一度自社に置き換えて見直してみてくださいね^^/
では、また来週!!