経営計画が計画倒れになる理由
こんにちは!クオリアの金井です。
私は、夏休みの宿題やテスト前の勉強、
「一日に10ページを毎日やれば終わるぞ」
などと、典型的な計画倒れに終わるパターンを実践していました。
あなたはいかがですか?
あなたの会社には、成功するパターンの計画を作成していただき、
「気持ち・時間・お金」にゆとりある経営をして欲しいと思います!
それでは「脳レッジ!!」スタートです。
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第42回メルマガテーマ:「経営計画が計画倒れになる理由とは?」
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前回は経営計画の準備についてお伝えしました。
経営計画の“質”を高めるために準備が重要であることを
理解していただけたと思います。
今回は経営計画が「計画倒れ」で終わってしまう原因についてお伝えします。
経営計画を作っている企業は、実際多くはありません。
その、経営計画を作っている数少ない企業のほとんどが
実行できずに計画倒れとなってしまっているのが実情です。
では、なぜそのような“絵に描いた餅”になってしまうのでしょうか?
前回のメルマガで渡邉は、
「想いがないと計画は達成できない」とお伝えしました。
当然ですよね?
想いがない=モチベーション0です。
モチベーションがなければ、
計画は行動に移されることはありません。
だから想いを込めた計画を作ることが重要なのです。
その想いとは「経営理念」であったり、
「経営目標」というものであったりします。
経営理念や経営目標に基づく経営計画には夢があり、
達成意欲を促進します。
では、この想いがあるのに達成できないのは
どういった場合なのでしょうか?
それは
経営計画が数値計画のみで、
「具体的にどんな行動を起こせばいいのか」まで落とし込めていない場合です。
経営計画は行動計画が伴わなければ、
ただの数字の羅列でしかありません。
その数値の根拠となる行動計画があってこそ経営計画と言えるのです。
計画の数字だけを社員に伝え「とにかく達成するように!」などと言っていませんか?
具体的に何をすべきかを示せていますか?
それを示さずに社員を責めたりしていませんか?
それでは計画は達成できないどころか、
社員のモチベーションは下がるばかりです。
そのままでは記憶に新しい某大手家電メーカーのように
最終的に粉飾するしかなくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、経営者のみなさんにはしっかりと
経営計画を行動計画まで落とし込んで
「誰が」「何を」すべきか
まで示していただきたいと思います。
経営コンサルタント渡辺拓久による 「渡邉視点」
皆さん今回はいかがでしたか?
40回目のときにお伝えしたように、
まず前提に「想い」があるのかどうかでしたね。
数字の羅列・・・
計画を作る場面でよく聞く話ですよね^^;
計画倒れの原因は山のようにあります。
・立てっぱなしで毎月確認していない
・数値の根拠が曖昧である
・計画数字が高すぎる
・数字と行動計画が紐付いていない
などなど・・・言い出したらキリがないです^^;
でもその原因の根本は、40回の時にもお伝えしたように
計画数字を立てる前段階・・・
強い信念と“想い”!!
計画を達成するという信念と
熱い想いなくして達成はありません!
でも計画を作るということは、
何かしらの目的、目標を達成したいからです。
では、
「なぜ その目的や目標なのか」
「なぜ、それを叶えたいのか」
そうです。
「計画」の質がどうだという問題もありますが、
なぜその目的や目標であって、なぜそれを叶えたいのかが
はっきりとしていないと
人は“想い”も持てないし、“行動”にも移らないんです^^
皆さんはどうでしょう?
計画で叶えたい目的や目標をより具体的に
考えてみてくださいね!