売る前に売らない練習
おはようございます。クオリアの東です
売上をあげたいからセールストークをする。
相手に買ってもらうために気持ちの良い会話を心がけ、
うまく話さなきゃ、うまい返しをしなきゃ…
というプレッシャーで言いたいことの半分も言えなかった。
会話をつなげられなかった…。
なんていう悩みをお聞きすることがあります。
どうしたらお客様との会話をもっと広げられるでしょうか。
それでは、マーケティング部門「脳レッジ!!」スタートです。
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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第26回:
セールストークの前に否定の練習
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前回のマーケティング部門「脳レッジ!!」で
あえて断ることで、他の営業マンとは違うぞと思わせ
信頼を得ましょうとお伝えしました。
あえて断るって言ったって上手くできないよ。
すぐ実践できるなら苦労しないよ。
という方。
まずは「否定する」からスタートしてみましょう。
お客様に「どうおもう?」と求められた時、
違うなと思ったら素直に
「あ〜〜ちょっとそれはダメですね」
「やめた方がいいですね」
といった否定です。
そんな事言っていいの?と思われるかもしれませんが
お客様に嫌われてしまう、
嫌われたら買ってもらえないという気持ちが
必要以上に相手にへりくだってしまう原因です。
お客様にはお客様の都合があるという
おせっかいな思いやりをグッと抑え、
「でも○○じゃないですか?」と否定する訓練をするのです。
普段何でもかんでも
「そうですよね」と同意してしまうスタッフさんは
否定の訓練をするように指導してみましょう。
特に接客が得意ではないスタッフさんには
「今日は売らなくていいから、
○○というセリフは必ずお客様へ言うようにしよう」
という小さなところから練習をさせてあげてください。
そして実践、達成できたらしっかり褒めてあげてください。
〜否定会話実践例〜
「今日は寒いね」
「そうですね〜寒いですよね〜…」
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「今日は寒いね」
「そうですか?けっこうあったかいと思いますけど」
「エッ?」
「私冷え性なので防寒対策は必須なんですよ〜」
「あはは!なんだ、しっかり着込んでるじゃないか〜」
実は、否定することで会話がふくらみ、続くのです。
相手と会話が続かないと悩んでいる方は
肯定ばかりのイエスマンになっていませんか?
自分の意見が言える営業マンになる練習、ぜひしてみてください。