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まずは信念を示すこと!

おはようございます。クオリアの佐分利です。

クオリアでは朝礼で必ず「経営理念」の唱和を行っています。

経営理念とは、

「自分たちはこうありたい」

「社会に対してこのような貢献をしたい」といった

自社が存在する意義を文章化したものと言われています。

自分たちの行動を規定する価値観といってもよいでしょう。

 

 

あなたの会社の「経営理念」は

全スタッフにしっかり浸透していますか?

 

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第17回:

経営計画書作成に欠かせない理念

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経営計画の作成というと、売上計画や利益計画等の

「目標の数値化」を連想するかもしれませんが、

その前にしなければいけないことがあります。

 

それは、経営者の思いを明確にすること

つまり、「経営理念・経営目標」の明確化です。

経営計画立案の第一ステップは

「経営理念・経営目標」を明確化することから始まります。

今日の激変する時代にあっては、経営計画を立てても、

なかなかそのとおりには進みません。

経営計画どおりに進まない外部の変動要因が大きすぎるからです。

そこで、まず、経営者自身が

「将来、自社をどんな会社にしたいのか?」

「3年後、5年後に、会社はどうあるべきか?」

を自分の頭でじっくり考え、「ビジョン」として

描くことが大切です。

そして、

「経営者が自分の会社を通して全てのスタッフと一緒に

 一体何を実現したいのか」

「自社の存在意義・使命は何か」

を素直にわかりやすく表現してください。

気持ちが入りすぎて盛りだくさんな理念・目標を作成する

経営者もいますが、全スタッフに浸透できるようにするために、

出来るだけ短く(箇条書き等)

分かりやすく簡潔な表現が良いでしょう。

また、中には高名な人の言葉を引用して理念・目標を掲げる

経営者も時々見受けられますが、

経営者自らの言葉で表現することが大切です。

「経営理念・経営目標」の明確化は、経営者にしかできない

仕事ですし、最も重要な仕事の一つです。

中小企業にとって厳しい経営環境が続く中、

経営者とスタッフが共通の理解の下で団結することの重要性が

ますます高まっています。

経営が上向いているときでも、やや芳しくないときでも、

経営者とスタッフが自社の一本柱を共有できていれば、

同じ気持ちで立ち向かっていけるのではないでしょうか。

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経営者のあるべき姿とは?

おはようございます。クオリアの山田です。

 

あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?

 

現在この財務1分塾で「経営計画」の重要性について

お話ししていますが、今回はその経営計画を策定する経営者の

あるべき姿について考えていきたいと思います。

 

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第16回:

経営者のあるべき姿


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「経営にはよりどころが必要である。

 私が一貫して確固たるよりどころにしてきたものは、

 松下幸之助創業者の経営理念に基づく基本方針であった。」

 

これは松下幸之助氏の片腕であった髙橋荒太郎氏の言葉です。

 

創業者である松下幸之助氏の考え方と経営理念に髙橋氏は

感銘を受け、その思いが詰まった基本方針がすべての基準に

あったと言っています。

 

前提として経営者自身が、

「何のために事業をし、どのような会社にしていこうとしている

のか」また「どのような方向に進んでいくのか」などの

信念に基づいた、自社への“思い”を明確にし基本方針と

することが重要だとわかります。

 

しかし、この思いを明確にして基本方針を定めることは、

意外に簡単ではないようです…。

 

その場合、今一度創業時の原点に立ち返ったり、

自社の経営理念と照らし合わせたりすることで答えが見えてくる

かもしれません。

それでも定まらなければ、一度立ち止まり再度しっかりと

自社を知ることが必要です。

経営者が、自分の会社を知る最も有効な手法のひとつが

経営計画なのです。

 

経営者が自ら経営計画を立案することで、会社の細かな実態が

見えてきます。実態が見えてくることで、先ほどの

事業の目的や方向性、価値基準などが見えてくるのです。

 

すべては経営者の「あるべき姿」から始まるといっても

過言ではなく、「あるべき姿」が定まっていると強くなれます。

 

最後に改めて、

あなたにとって経営者とは“どうあるべき”だと考えますか?

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「はじめの一歩」を踏み出してみませんか?

おはようございます。クオリアの佐分利です。

あなた は子供の頃、夏休みが近づくと必ず

夏休みの過ごし方について計画を立てたと思いますが、

その作業は楽しいものだったのではないでしょうか?

どこに行くか、何をして遊ぶか、宿題の計画ですら

楽しかったはずです。

私の場合、宿題に関しては計画通りにおこなえたためしは

ありませんでしたが・・。

それでも、毎年ドキドキワクワクしながら計画を立てるのを

楽しんでいました。

 

 

あなたも、ドキドキワクワクしながら

「経営計画」を作成し、

自らの手で「未来」を創りましょう!!

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第15回:

なぜ「経営計画」が必要なのか。


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経営計画を立てるのに消極的な経営者は、よく

「計画を立てても予定通りには いかない」とか

「経営は経験と勘だよ」とおっしゃいます。

確かに経営計画を立てたからといって直ちに利益が出たり

資金繰りが良くなることはありません。

しかし、経営計画無しで経営をおこなうことは

「設計図無しで家を建てる」ようなものです。

 

 

設備投資をしたり、新商品を作れば結果が出た

「右肩上がりの時代」なら、

設計図無しの「成り行き経営」でもよかったのかもしれませんが、

経営環境は一変し、

先が見えない時代、過去が通用しない時代と言われ

数十年が経った今、

「成り行き経営」は通用しません。

「先の見通しを立てた上で経営する」という

当たり前の経営手法を再確認し、実行しなければ、

厳しい環境下では必ず経営は行き詰まります。

 

 

計画とは、ゴールへの道程を示すものです。

団体旅行には、必ず旅行の日程表が用意されていますよね。

企業経営における計画も同じです。

企業という組織のひとりひとりがゴールに向かって

“団体行動”をとるには、経営計画が必要不可欠です。

 

 

「計画を立てても予定通りにはいかない」

しかし、「計画」があるからこそ、

予定通りにいっていない「現状」が把握でき、

その「原因」を突き止めることができるのです。

また、経営計画を作成することによって、

日頃の“怠慢”が白日のもとにさらされ、

「やるべきこと」が明確になります。

 

 

「3年後、5年後にはこうありたい」というビジョンを

明確にすることによって「現実」との「差」をしっかりととらえ、

その差を埋めるための経営計画を作成・実行すれば、

企業は変わることができます。

「経営計画の作成」というと、「目標の数値化」を連想するかも

しれませんが、その前にしなければならないことがあります。

それは何か・・・次回お話したいと思います。

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なぜ経営計画を立てるのか?

おはようございます。クオリアの山田です。

 

弊社では毎年、経営者の方と(ときにスタッフの方も交えて)

経営計画を策定します。

つい先日も丸1日かけて、5ヵ年の中期経営計画として、

現状分析と数値計画、また弊社独自のドリームマップを作りました。

作成の中で「経営者の思い」に触れたときは、

私自身も奮い立つ瞬間です。

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第14回:

経営計画の重要性


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経営計画を簡単に言うと、

企業の向かうべき姿・目標を定め、その道筋を明確にすることです。

例えとしてよくロケット理論があがりますが、

ロケットが月に行けたのには必然的な要因があると言われています

 

 

まず一つ目の要因は、

「月に行こう!」と本気で思い明確な目標を掲げたからです。

ここで大切なことは、目標が明確であるかどうかです。

抽象的な目標では、人によっては解釈が異なり行動や着地が曖昧に

なってしまいます。

また経営目標は、明確な目標をもつことと同様に

達成しようという「志」を持ってやっと達成できるのです。

 

二つ目は、月に行くための方法論が具体的だったからです。

「絵に描いた餅」という言葉があるように、

あまりに非現実的な目標では達成できません。

月に行くことも人によっては非現実だったかもしれませんが

この場合、月に行くための方法論を具体化したことが

明確な目標に向かう行動に繋がったのです。

 

三つ目の要因は、軌道修正が的確であったからです。

宇宙では様々な障害や予期せぬことが起こり、当初の計画どおり

にはいかない中で、計画とのズレタイムリーに発見し、

そこから補正する仕組みと管理がきちんとできていたことが、

目標達成に繋がったのです。

 

 

今回は経営計画の概要を簡単にお伝えしましたが、

経営計画を立てたからといって直ぐに利益が出たり、

資金繰りがよくなるということはありません。

また会社の状態が悪くなってからあわてて実行したとしても

特効薬のような効果もありません。

普段から会社経営の仕組みとしてコツコツ実践してこそ

経営体質の改善と目標達成に繋がるのです。

 

 

2016年に発表された国税庁の統計によれば、

中小企業の約7割が赤字だそうです。

またよく耳にするところで会社の存続率がありますが、

・設立5年後・・・・14.8%

・設立10年後・・・・6.3%

・設立20年後・・・・0.4%

と合わせて厳しい現実が数字に表れています。

そんな中、経営計画がある会社と無い会社ではどちらが存続率が

高いでしょうか。そしてなにより経営計画とは、

経営者の「夢」を実現するための第一歩でもあります。

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「継続は力なり」

おはようございます。 クオリアの佐分利です。

5月も後半に入り、暖かくなってきたというよりは

急に暑くなりましたね。

もう既に夏日だそうですが、体調を崩さぬよう

気をつけてくださいね。

 

それでは「脳レッジ!!」スタートです。

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財務部門「脳レッジ!!」第13回:

「継続は力なり」

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PDCAサイクルついてお話ししてきましたが、

今回はPDCAサイクル総集編です。

正しく理解し、実践して、「目標達成」できるようにしましょう。

 

Plan(計画)

目標を設定し、目標達成のために何をするべきか計画を立てます。

ここで大切なことは、漠然とした計画ではなく、

数値化して具体性を持たせることです。

また、『いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように』

するのかを具体的に決めましょう。

 

Do(実行)

Planの詳細が決まったら次はDo(実行)です。

実行する内容(目標)を宣言し、とにかく行動することです。

また、次のCheck段階で評価がしやすいように、

行動結果を見える化し、明確にしておきましょう。

時間を測る・数を数えるなど数字を付けることが大切です。

 

Check(検証、評価)

あらかじめ設定した適切なタイミングの日程で、

定期的にCheckを行いましょう。

チェックリストをもとに第三者チェックを行うのも有効です。

成功した部分は何故上手くいったのか、失敗した部分は

何故上手くいかなかったのかを分析します。

実行で述べた数字を付けておくと具体的根拠ができるので

検証の正確性が増します。

 

Action(改善・再アクション) 

Checkで評価した内容を元に全体の見直しを図ります。

検証の結果を踏まえ、どのような改善を図るかを考えます。

この時に、次のサイクルの「Plan」を意識して考えることが

重要なポイントです。

計画を継続するか、やめるか、どのように改善するかを決定し、

再び「行動」に移します。

 

Actionまで一巡したら、PDCAサイクルを

「習慣化」することを目指しましょう!

PDCAサイクルを回すために必要なことは、

明確な目標を持つこと。

そして、継続していくことです。

一度で終わらずにPDCAを回すことも忘れないようにしましょう

常に目的意識を持って日々を過ごすことで、

成長を続けることができます。

「継続は力なり」です。

 

次回からはPlan(計画)の考え方や立て方について

深堀してお伝えします。

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