「頑張る!」ではダメなんです
おはようございます。クオリアの佐分利です。
PDCAを回すためには、「まず計画を立てること、
そして大切なのは、目標設定は高めに、本気で計画化しないと
達成できない目標にしましょう。」とお話ししましたが、
目標を達成できる人とそうでない人に分かれてしまうのが現実です
どうして達成できなかったのか?
設定した目標は「正しい」目標でしょうか?
それでは「脳レッジ!!」スタートです。
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財務部門「脳レッジ!!」第7回:
正しい目標とはどのようなものか
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クオリアでは、毎月の会議の際に、自己成長のために個人の
月間目標を決めています。
目標を決める時に注意していることが、必ず「数値」で
判断できる目標にすることです。
数値化して具体性を持たせることでイメージが
わきやすくなりより明確な計画を立てることができるからです。
例えばマラソンのタイムを上げたいとき、ただ何となく
「タイムを上げる」というだけではどの程度頑張ればよいのか
わかりにくいですが、 「〇分〇秒以内に走る」と具体的な数値が
出ていると、そのためにはどのように走ればよいのか計画が
立てやすくなります。
事業計画においても、「売上を伸ばしたい」ではイメージが
わきにくいですが、「売上〇円」と数値化することで、
イメージがわきやすくなり計画も立てやすくなります。
また、「数値目標」がないことには、 検証段階(C)
で、「達成できたのかどうか」「何が良くて、何が悪かったのか」
はっきりさせられず、改善(A)することが困難になってしまいます。
検証(C)することも、改善(A)することもできなければ、
PDCAはうまく回りません。
「○○を頑張る」といった曖昧な目標は、PDCAにおいては
正しい目標ではありません。
能力アップのような自己成長目標の場合は,数値目標を
設定するのがむずかしいことがあります。
こういったものには、「○○できるようになる」と
いった、誰から見ても明確で達成できたことが客観的に
わかるような目標にしましょう。
PDCAサイクルをうまく回すために、達成したい目標を
「期限」と「数値目標」で数値化して示し、
具体的な計画を立てることが大切です。