クオリアメルマガ

雨降りの天気予報で傘を置いていきますか?

おはようございます。

クオリアグローバル

マネジメント株式会社

コンサルタントの平野です。

 

梅雨入りして、じめじめして嫌な

季節がやってきましたね。

 

私は毎朝、かかさず天気予報を

確認して、夕方にも明日の天気を

確認しています。

この時期は、気温・天候に体調も左右されやすいので

注意が必要ですね。

 

 

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建設業のための勝ち抜きメルマガ 第9回:


雨降りの天気予報で傘を置いていきますか?


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あなたは、天気予報を気にされていますか?

 

例えば、現場作業をする日の天気予報が

 

【岐阜】

晴れ 降水確率 0%

最高気温32度 最低気温20度

 

【東京】

雨 降水確率 100%

最高気温33度 最低気温15度

 

だとします。

岐阜の現場であれば、

熱中症対策ができる扇風機の付いたベストを着たり

タオルを多めに持っていったりして、暑さ対策のできる

服装や持ち物を用意すると思います。

 

では、東京の現場だったらどうでしょう。

雨で、昼間は気温も高くじめじめして過ごしにくく

朝晩は冷え込みそうなので、さらっとした服装で

雨合羽を用意したり、冷えたときのための羽織物を

用意したりするかもしれません。

 

これは、現状やこれからおきる状況が

数値化されているからこそ、

具体的な対策がとれてリスクヘッジも

できるわけです。

 

これは当たり前のことではありますが…

経営も同じですよね。経営も現状が数値化できて

いれば、変化がすぐわかり対策もとりやすいですよね。

 

例えば、短期的な資金の安全性が数値で把握できていたら

回収が遅れていないか、支払いと売上のバランスが

崩れていないかもわかったりします。

 

是非、会社の現状も数値化して改善や対策に役立てたいものです。

 

今月もご購読いただいている企業の皆さまが、

未来に向かってワクワクしながら

毎日の経営していることを願っています。

 

 

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売れる仕組みはこう作る!~集客②~


おはようございます、クオリアの山下です。

前回のメルマガでは4ステップマーケティング

「集客」についてお話ししました。

(前回のメルマガはこちらをクリック)

今回はさらに集客の考え方について掘り下げていきます。

 

それでは脳レッジ!!スタートです。

 

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マーケティング部門 「脳レッジ!!」第31回:


売れる仕組みはこう作る!~集客②~


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「集客」と聞くと営業マンが

「根性・気合いでやるもの、体力的なもの」

というイメージを持つ方も多いと思います。

飛び込みやテレアポのイメージです。

 

営業マンも集客や見込み客の発見を考えた時、

ほとんどがその作業を大変なものと考えるようです。

 

しかし、「集客とは組織の仕事(役割)」と考えることで

集客は頭を使う仕事、

「根性よりもアイディアを活かしていくもの」

であるというように発想を変えることができます。

 

そしてもう1つ、

発想の転換を起こすことができると

集客と販売を分けて考える」

ことができるようになります。

 

例えば、チラシや広告を出しても効果がない…というとき、

それはなぜかというと、チラシや広告の目的が

無意識に「集客ではなく販売」

に向かってしまうからです。

 

集客と販売が別の仕事であるとわかっていれば、

費用を最低限抑えてインパクトのある投げかけをし、

見込み客を集めることが可能です。

 

上記2つの発想の違いに気づくと

「集客は大変なもの・苦しいもの」というイメージから

「楽しく挑戦的なもの・自分たちの才能を発揮するチャンス」

というイメージへと変えていくことができます。

 

集客に苦手意識がある方は、

「集客とは組織の仕事(役割)」であり

「集客と販売は別の仕事」だということを前提とし、

組織としての集客について考えてみてください。

個人の負担が少なく誰でもできる集客の方法が確立してしまえば、

集客するのが今よりもっと楽しくなるはずです。

 

次回は4ステップマーケティングの次の段階

「見込み客フォロー」についてお話しします。

 


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通帳残高だけで資金繰りを確認していませんか?


おはようございます。クオリアの山田です。

 

資金繰りを考える上で、最も重要なことは何でしょうか?

「売上を上げること!」

それももちろん重要なことですが、

まず一番にすることがあります。

 

それでは、脳レッジスタートです!

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財務部門「脳レッジ!!」第39回:


試算表の重要性


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先ほどの続き、資金繰りを考える上でまず出てくることが、

売上を上げることです。

“ 売上を上げることさえ出来れば資金が増える。”

“ 売上を拡大すれば資金繰りの全てが解決する。”

本当にそうでしょうか?

 

ただ座っているだけで売上が上がるのであれば話しは別ですが、

大抵の企業は売上を上げるために、それにかかる仕入れや材料、

外注などの変動費や活動するための人件費や広告などの

固定経費がかかります。

 

売上を上げるために仕入れや外注費がかさんで資金繰りが苦しい

なんてことはよくあります。

 

しかし、売上が下がると資金が減ってくることは事実です。

正しくは、利益が出ていないから資金が減っていくのです。

 

では問題点はどこにあるのでしょうか?

 

その問題発見に重要なのが「試算表」です。

この試算表の貸借と損益のなかに数値となって

問題点が表れている可能性があります。

 

そのため業績が思わしくない企業に限って、

試算表の作成が非常に遅かったりします。

かの大手航空会社も以前は、試算表の作成が1ヶ月以上後でないと

出来上がっておらず、再建をするひとつのカギとして

試算表の早期作成に取り組んだそうです。

 

資金繰りを確認するにあたり、

まずは試算表の早期作成と見る癖をつけましょう!

 

 

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在庫はお金と同じ



おはようございます。クオリアの佐分利です。


 


「在庫管理が必要だ!」


「在庫を減らそう!」


ということは、どの会社でも言われるし、


誰だって、分かっている事。




しかし、なぜ在庫を管理しなければならないのか、


在庫を減らすとどうなるのか、を理解していますか?


 


それでは「脳レッジ!!」スタートです。


 


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財務部門「脳レッジ!!」第38回:


在庫管理の重要性


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赤字になっても会社は倒産しません。


しかし、キャッシュ(現金)が無くなって支払いが出来なくなると


すぐに倒産してしまいます。




現金(キャッシュ)の管理は非常に大切です。




倒産する会社の多くは、大量に在庫が増加したことで失敗しています。


増えた在庫の分、業者に材料費などを支払って、

キャッシュ(現金)が無くなって倒産するのです。




在庫の管理や削減は非常に重要です。




在庫はお金だとよく言われますね。




100円で仕入れた商品を加工⇒150円の商品で販売⇒50円の利益を得る


という流れです。


商品を仕入れただけでは利益は生まれず、


販売して初めて利益を生み出すのです。


100円で商品を仕入れました。 

いま、売れるのを待っている状態です。


これが150円で売れれば、50円の儲けとなりお金が150円となる。


しかし、もし売れなかったら、100円で仕入れたこの商品は


ずっとお金に戻らない。


 


つまり、

過剰在庫の状況になれば、商品は現金化されず、

キャッシュフローは悪化してしまいます。


逆に、


在庫削減を行えば(商品の販売による現金化)、


キャッシュフローは改善されていきます。



その第一歩として、最も重要なポイントは在庫管理です。



在庫管理ができていないと、同じ商品を仕入れてしまったり、


どの在庫がどの程度不足しているのかが把握できず、


無駄に商品を仕入れてしまうことがあります。



まずは在庫管理を徹底的に行いましょう。


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業績、良さそうに見えても本当は…



親子げんかの果てに業績が低迷して

2年連続の最終赤字に転落した“大塚家具”


話題が世間では先行していますが…


 


大塚家具と同業のある会社が、


平成29年8月期には営業赤字に転落しています。


 


どの会社かご存知でしょうか?


 


それでは今月の「月イチ脳レッジ!」スタートです!


 


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月イチ「脳レッジ!!」第116回:



業績、良さそうに見えても本当は…



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赤字に転落した大塚家具と同業の会社


その会社は…


 


イケア・ジャパンです。


 


イケア・ジャパンの売上高は…


平成26年8月期の771億円までは


前年5.9%増と好調だったようですが、


同年に2店を開店させたにもかかわらず


翌年27年8月期は1.2%増の780億円に留まり、


収益性の面では1.2%まで落ち込み…


 


ついには平成28年8月期は


767億円と売上が減少に転じています^^;


 


そして…


平成29年8月期は740億円とさらに落ち込み、


約14億円の営業赤字に転落しているわけです。


 


余談ですが、


 


大塚家具も2年連続の赤字ではあるものの


財務状況はかなり盤石であり、


先代の基盤の強さが伺えます。


 


また、この業界の勝ち組をご存知でしょうか?


 


それは平成29年2月期で5,128億円の売上高を誇る


ニトリなんです!(連結決算)


 


全国展開は当然、台湾にも進出して


約20%に迫る驚異的な営業利益率


叩き出している勢いなんです。


 


私の尊敬する経営者である


ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正 氏の


会社どころの騒ぎではない利益です^^


 


さすがお値段以上…


でも、ニトリが調子いいのは


なんとなく想像つきますよね!


 


この辺りのお話もかなり面白いので


またの機会にお伝えできればと思います。


 


話は戻りまして…


昨年、愛知県の長久手にも


かなりの話題性をもってオープンしたイケアですが、


当然、私も何度か足を運びました^^


 


実はイケアの日本での始まりは、


なんと名古屋の名鉄百貨店と渋谷にある東急百貨店が


国内初の導入したのがスタートです。


(高すぎて業績不振で撤退らしいですが…)


その後、日本法人が立ち上がったものの、昭和61年に閉鎖。


 


さらにはその後…


平成13年に再々上陸してから10年以上も経つのに


売上高は800億円を前に足踏み状態…


この間にニトリと大差がついてしまったようで^^;


 


その背景としては、


ECへの出遅れが指摘されています。


(要するにネットでの販売です^^)


 


実はニトリも


EC比率は5.3%に過ぎず、


かなり遅れているのです。


 


でも、なんとなんとイケア・ジャパンに関して言えば、


平成29年4月からようやく公式オンラインストアを


立ち上げてECに参入したばかり…


時代の流れ的にかなり出遅れていることに


ビックリではないでしょうか?!


 


全国12店の店在庫からピッキングして


各店の配送エリア内に対応するといった


初歩的な体制に留まっているようで…


 


高速沿いから見える弥富物流センター(愛知県)を


拡張してEC対応の整備を急いでいる段階らしいのですが、


実際使ってみると数えきれない問題があります。


(あなたも実際に試してみてください^^)


 


イケアは、今までECを否定して


来店持ち帰りにこだわってきたようです。


 


弊社もIKEAの家具を使っているのですが、


購入前にネットで検索して見ていた時期があります。


その際に、IKEAのオフィシャルサイトと思いみていても


「品揃えが悪いなぁー」と思っていたら


なんとオフィシャルサイトではなく


代行業者のサイトであったりと…


 


イケアの商品を販売するサイト(代行業者)が


乱立する状況にある中で、今になって


オフィシャルECサイトです!と言っても


対応の遅さが露呈していますよね(//∇//)


 


もともとECの強みは情報伝達の早さ、品揃え、


バーチャルのため人員負担が少ないことです。


ネット社会の現代の流れの中で


もはや手遅れかもしれません。


 


また、イケアがECを否定してきた要因は


店頭販売への固執で、さらには組み立てをお客様に


してもらうという顧客の労働分担(セルフサービス)


が背景にあったと思われます。


 


持ち帰りも製品組み立てもお客様が負担することにより


製品を安く提供できるということで成長してきましたが、


その重い労働負担が現在の顧客ニーズと合致せず、


顧客を遠ざけるようになったのではないでしょうか。


 


何度も体験談としてお話ししますが、


うちのスタッフも組み立てに労力を使いました^^;


 


どちらにしても根本的に


営業体制を見直す必要がありますよね。


またこれからの動向も気になります。




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