利益につながる価値はどのように生み出されるのか?
おはようございます。クオリアの山田です。
前回までに、利益を生みだすものは、
“人や世の中に必要とされる価値”を生み出すことが本質。
とお話しました。
今回は、その『価値を生み出す』ものについてお話します。
それでは「脳レッジ!!」スタートです。
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財務部門「脳レッジ!!」第5回:
価値を生みだす源泉
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企業経営の本質が、
利益をあげること=価値を創造することならば、
あなたをはじめ勤めているスタッフは
何をすべきでしょうか?
価値の源泉が、
お客様を満足させ、世の中をより良くすることにシフトしている
現代において、
資金、人材、もの、情報、時間、知識、経験等を適切に配分し、
「自社にしか創造できない独自の価値はなんだろうか。」
「なぜ自社はその価値を生みだすのか。」
「その価値を生み出すうえでの優位性は何に基づくものなのか。」
「その優位性は今後続くのか。」
「その価値をどのようにお客様に届け、その対価としての利益を
いただくのか。」
といったことを常に考えることが必要になります。
結果、価値を生み出す源泉は
「人であり、人の心」の追求が生み出すのです。
かつて、価値を生み出すものは人というよりも
仕組みだけあれば十分でしたが、現代においては
仕組み+その仕組みを動かす人と人の心が
どれだけ相乗し機能するかによって
利益への結びつき方が変わります。
人の心は、
ときに情緒的であったり感情的であったり、またそれぞれ
異なる価値観や人生観を持ち、また置かれた状況によって
予測もできない動きをします。
そのため企業経営において、そのような多様な人の心を理解し
価値の創造に結び付けることこそが
重要になります。
重要なものほど、目に見えなかったりします。
目先の利益に目をとられ、
その先にある大切なものを逃していませんか?