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開業前の先生のためのビジネス講座(最終回)

2023年7月25日 火曜日

開業前の先生方のためのビジネス講座(第5回目)を07/24(月)に開催しました。
今回は弊社の名古屋オフィスからZoomでお送りしました。
今回は5回目で最終回ということもあり内容は中身の濃いものになったと思いますが、少し予定時間をオーバーしてしまいました。

内容は、
① 専門家の役割と選び方
② 開業前に知っておくべき事
③ クオリアの開業支援
④ ビジネス講座のまとめ
という構成で、①の専門家の役割と選び方はQ&Aのアンケート方式で進めました。

開業前の先生にはご自分の認識度合いに対して実感をもって認識していただけたと思います。専門家とは、税理士、社会保険労務士、設計士、医院の広告、コンサルタントです。
開業後の先生方であっても、専門家のできる(任せてよい領域)有効活用について語られる場面はとても少ないのが現状だと思います。

いつも心掛けている点でもありますが、ありきたりな内容、アドバイスではなく先生の立場や目線で同じ景色を見ることを大切にしてます。それが度を超すと建て前を是とするような公の場では言えないような爆弾発言的なことにもなるのですが、本音を交わせる温度を保つことが大切だと思っています。

開業前の先生方は何かと不安ばかりだと思いますが、この講座を受けていただいたことで少しでも開業への追い風になれたらと思います。


クオリアグローバルマネジメント株式会社
代表取締役/経営コンサルタント
渡邉拓久

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スマホを味方につけて


皆さんは、スマホのカメラ機能ではなく、従来のカメラを使うことは最近ありましたか?
カメラの中でも最近「チェキ」が売れているようです。
確かに大型家電量販店や、東急ハンズ、LOFTなどにも販売ブースが必ずあります。
失礼ながら「今さらチェキ?まだ売れているの?!」と思っていたものの、まさかの好調な売れ行きのようでビックリしました。

ご存知だとは思いますが「チェキ」は、撮ったその場で現像された写真フィルムが出てくるというものです。
1998年に富士フイルムから発売され、今年2023年で発売25周年を迎えるそうです。
スマホの登場で、写真は誰にでも撮影できるものとなり、即座にデータをやりとりできるなど便利になりました。
スマホのカメラ機能の進化とともに、チェキのようなアナログカメラは衰退していきそうなものですが、そのアナログ感が逆に魅力となっていると言うのです。

近年はBluetoothでスマホと連携させることで、楽しみの幅を広げる製品を開発したそうです。
本体での撮影だけでなく、スマホで撮った写真の印刷もできるハイブリッドタイプと、スマホで撮った写真を印刷するためのスマホプリンタータイプの2種類があります。
特に好調なのは遊べるスマホプリンター「Link」シリーズ。初号機は2019年に発売され、ランダムもしくは簡単なテストの結果に基づく「相性診断機能」などが話題。
さらにはリニューアル製品として2022年に「INSTAX mini Link 2」を発売。
止まることなくアナログ版なりの機能を発展させているわけです。

この製品は単にプリンターとして使えるだけではないようで、プリンター本体をスプレーのように持っている姿を専用のスマホアプリで撮影することで、空間に絵や文字を描くことができるAR(拡張現実)機能を搭載しているというのです。凄い進化ですよね。
この新製品が牽引し、さらには俳優の広瀬すずさん、横浜流星さんが広告塔となりチェキで遊ぶ広告も功を奏してか、2022年国内での売り上げは前年度比3割増だったそうです。

また本体の機能だけでなく、チェキ専用フィルムのサイズ展開も拡がっています。
現状、定番のカードサイズに、2倍サイズのワイド、正方形のスクエアの3種類に拡大展開。
販売の伸びが著しいのはスクエアフィルムのようで、2022年度までに販売数量は約6倍で、さらなる販売数増加を見越しているそうです。

INSTAX mini Evo

最近では、若い女性が中心だった顧客層にも変化が出ているようで、男性層への販売の伸びが大きくなっているのが、クラシカルなデザインの「INSTAX mini Evo」。

かわいいカメラが中心のチェキのイメージを変えた製品(お値段も大人なお値段)です。

スマホの普及により、写真を撮るための機械である従来のカメラの販売台数は激減しました。
カメラはスマホの手軽さだけではないカメラ本来の撮影機能に長けていることは確かですが、プロやアマチュアカメラマン向け以外に大きな需要を作り出せていないことは、誰もが想像できると思います。

一方、チェキの使い心地や楽しさはスマホにはありません。
チェキの写真は、キーホルダーとしてバッグにぶら下げたり、透明なスマホカバーの中に挟んだり様々なカタチで活躍しているそうです。

チェキは今後も、スマホを味方につけて好調な売れ行きを維持しそうな感じですね!

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クオリアグローバルマネジメント株式会社
代表取締役/経営コンサルタント
渡邉拓久

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セミナー会場変更のお知らせ

2023年7月11日 火曜日

7月20日(木)開催予定の『問題解決のための思考の整理術』の会場が、名古屋オフィスから多治見本社のセミナールームに変更になりましたので、お知らせ致します。
尚、Zoomでのご参加も可能ですので、申込みフォームよりお申し出ください。よろしくお願いいたします。

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医師・歯科医師の先生対象セミナー『問題解決のための思考の整理術』開催しました。

2023年7月10日 月曜日

7月6日(木)、『問題解決のための思考の整理術(医師・歯科医師向』を開催しました。今回は、先月開催した内容を医師・歯科医師の先生向けにアレンジしたもので、特に対人における意識と行動に関することや行動心理学の紹介も少し追加しました。

医師・歯科医師の先生と一般企業の経営者と大きく異なる点は、管理者としてスタッフと接するだけでなく全ての患者さんと1対1で対峙するプレイングマネージャーであることです。

また、物販やサービスを提供する企業と異なり、患者さんの個人情報は言うに及ばず身体や精神というプライバシーの奥底まで触れることになるので、患者さんとの信頼関係がとても重要です。
先生だけでなく患者さんと接点を持つスタッフ全員が医院の信頼に直接関わるので、接遇等の対人マネジメントに参考にして頂ければと思いました。

実は前回もそうなんですが、冒頭に自己紹介を兼ねて私が企業時代に手がけたデザインの一部をご紹介しました。
プロダクトデザイナーの考え方やものづくりの醍醐味についてのお話しは、ついつい時間を忘れがちです。

先ずは岐阜県安八郡にあるソーラーアークの制作秘話。今ではロゴも撤去され異様な黒い建造物ですが、その存在感は今になっても圧巻です。
このデザイン担当になった経緯や、造形に隠された21世紀へのメッセージの話をしました。これはデザインした私と施工担当した鹿島建設の設計スタッフしか知りません。

そしてコンセプトが全く異なる充電式鉛筆削りの話です。
鉛筆用と色鉛筆専用の2つの差し込み口がある「ROBOシリーズ(子供用シリーズ)」と、映画「ナビゲーター」のワンシーンに採用されたリアルな宇宙船型充電式鉛筆削り「SPACIL」です。
38年前の商品ですが実物も持参して紹介しました。

次回7月20日(木)に、多治見本社セミナールームにて予定しています。Zoomでの参加も対応していますので、Zoomがご希望の方は申込時にZoomでの参加をご指定ください。
そして、いよいよ8月18日(金)から40年の実績(私の場合ですが・・・)のあるホワイトノートを活用したスタッフ研修プログラムのゼミが始まります。
是非、経営TOPの方もご自身でホワイトノートの有用なポイントと面白さを実体験していただき、研修参加へスタッフの背中を押して頂きたいと思います。
これまで、大学や企業の設計・営業企画・人事部門で採用された実績もあるホワイトノートを活用して、社員自ら「気づいて動く」ムーブメントを起こさせるキッカケになればと思います。


クオリアグローバルマネジメント株式会社
ブランディングアドバイザー/二級知的財産管理技能士
下尾邦之

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