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大学生のためのキャリア講演

 
 
   

2023年6月9日 金曜日

 

 

スマホからフォームで意見を返す参加型セミナーです。

6月8日(木)、名古屋造形大学にて『学生のためのキャリア講演』を開催しました。
クオリアからは代表渡邉、SE齋藤、そして下尾が参加。
Googleのフォームを利用して、学生の反応や感想をリアルタイムにスライド上に投影しながらの講義で、うまく行くかどうか不安と闘いながらの90分でした。

代表渡邉

講演の冒頭からチャレンジ開始!!
用意した7つのテーマの概要を代表渡邉が簡単に説明した後で、聞きたいテーマをGoogleフォームで投稿してもらいました。

話す側としては、順序よく効果的に話を展開しながらストーリーを組み立てるのが当然ですが、『学生が本当に聞きたい内容を優先しましょう!』という無謀な企画です。

ドキドキの投稿後の結果は、写真の様に「7−1−4−5−6−3−2」という順番・・・
想定はしていたとしても、最後に用意していた美味しい話題を最初に言ってしまって全体が成立するのか・・・提案をしたもののドキドキしながら代表のトークを横で聞いていました。

学生さんにしてみれば、一番聞きたい内容を最初から話して貰えるからでしょう、耳をダンボにして聴きいってくれてます。
それにして、用意したテーマの内容を瞬時に組立て直し、違和感無く全体的にまとめ上げてしまう代表のトークコンピタンスには脱帽でした。しかも時計の無い部屋にもかかわらず、腕時計を2回チラ見しただけで予定時間にドンピシャに終わらせてしまったのです。

古巣に戻って教員魂溢れるワタクシ下尾

下尾も20分の持ち時間を頂き、お話しをしました。
就活を始める前段階で意識しておくべきポイント『ポータブルスキル』のお話しです。

スピードスケートのオリンピックアスリートが次に挑戦したのはフィギュアではなく自転車でした。

スケートのスキルにこだわってフィギュアに挑戦しても使うスキルは全く別物です。強靱な大腿筋というポータブルスキル(場所や環境に関係なく変わらない自分の強み)を最大限に活かせるのが自転車だったから、夏冬合わせて7回もオリンピックに出場できた橋本聖子さんの話をしました。


せっかく美大に行ったからデザイン関連の仕事をしなくては「勿体ない!」とか「親に申し訳ない!」などと考えてはダメだと力説。美大で培ったものは必ず後から付いてくるから、先ずは自分の強みを意識してください!と。

実際にキャリア指導した造形大の学生3名の事例を紹介すると、とても興味津々という感じで聞いて頂けました。

終了後の受講アンケートもGoogleフォームへの入力。
会社への帰路の車の中、私は助手席なのでしっかりスマホで確認しました。
「本当に聞きたかったことが聞けました!」
「将来に向けたモヤモヤがすっきりした気分です!」
「自分の強みを考えてみます!」
期待以上の良い評価を沢山いただきました。

たった90分の講義でしたが、大きな気づきと新たな明日への一歩が踏み出せる機会になってもらえたら、最高に嬉しいと思います。

下尾

 

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